ヨーガと坐禅は同じものなの?またヨガとヨーガの違いは?

ヨーガと坐禅は同じものなの?またヨガとヨーガの違いは?

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おはようございます。

仏教の学校で学んで、書道教室をしている聖佳と申します。

最近、ホットヨガというのが流行っているようですね。

わが書道教室の生徒さんもホットヨガに通い始めました。

始めは、ホットヨガなのにあまり汗をかかないので心配されていましたが、今は汗がかなり出るようになったそうです。

2~3か月したら、見違えるほど美しくなっているのでしょうか?

効果が楽しみです。

「ヨガ」と「ヨーガ」「坐禅」の違いがわらない?

もしくは、同じではないかと考えている人がいます。

今回の記事では、ヨガ・ヨーガ・坐禅について記載しています。

■前回の記事はこちらから

仏教に由来する「言葉の不思議」日常に隠れている意外な言葉 知恵、出世、悪事など

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ヨーガと坐禅は、どこが違うのか?

ヨーガと坐禅は、どこが違うのか疑問を抱いている人が多いようです。

または、ヨーガと坐禅は同じものと考えている人もいます。

実を言えば坐禅はヨーガのうちの一種なのですが・・・。

このような疑問と混乱は、両者に共通する「瞑想」が原因のようです。

この言葉の直接的な意味は、目を閉じて深く考え思うことを指すと辞書にあります。

インドでは、宗教的な実践のことを広く「ヨーガ」と呼んでいます。

体操もあれば呼吸法もあります。

そして、このヨーガの究極の目的が瞑想です。

ところでヨーガにおいては、なぜ瞑想を重視するのか。

ヨーガの誕生について解説した方がわかりやすいですね。

インダス文明がまだ全盛の頃、古代の原住民は、森林の中や大樹のもとで、よく静坐瞑想をしていました。

それは一種の風習で、宗教的な意味合いは存在しませんでした。

どちらかといえば苛酷な自然に耐えて暮らすための、生活手段だったのでしょう。

何しろ夏期は、 気温が40度にも50度にもなる土地です。

暑い暑いと嘆いているだけではだめなのです。

こういった生活習慣が、次第にバラモン教に取り入れられ、やがてジャイナ教や仏教にも採用されました。

何らかの宗教的な目標を目指しての瞑想は、うまく成功すれば、 心の安らぎが得られ、すべての煩悩(ぼんのう)が取り払われた「解脱」(げだつ)の心境に到達できます。

菩提樹下の釈迦の瞑想が、まさにそれでした。

菩提樹下での坐禅「瞑想」について記載しています↓

なんと!シッダールタ王子は王族の身分を捨て、真理を求めて出家した !

坐禅の方法

坐禅の方法の前に「ざぜん」は、「坐禅」と書くのが正式であり、「座禅」ではないです。

「坐」は坐るという動作のことです。

「座」は坐る場所のことなのです。

時代の流れの中で間違えてしまったようです。

今は座禅と使われることが多くなっています。

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坐禅は静かな場所で

達磨大師(だるまたいし)が、壁に面して9年間も坐禅の修行を積まれた話があります。

我々凡人には、まねのできないことですが、静かなところで精神集中ならできます。

座り方は、まず右の足を左のももの上に、左の足を右のももの上に置く。

これが「結跏趺坐」(けっかふざ)です。

しかしヨガでは、どんな足の組み方の決まりはありません。

姿勢は、上体をまっすぐに立て、あごを引き、前後左右に傾かないようにします。

呼吸法も大切。

静かにして、吐く時は充分長くして、吸うときは軽く短くします。

精神統一をしながらリズムを刻みながらします。

仏教において、悟りを求める人が実践すべき6項目、つまり「六波羅蜜」のうちのひとつにあげられているのがこ「禅定」(ぜんじょう)です。

禅定の時に結ぶ印相が「禅定印」です。

両手の5指を伸ばし、右を下にして重ねます。

そして親指をそっと触れるくらいにする手の形。

坐禅では、この手のスタイルを「瞑想に入る思惟(しい)の相」としていますが、これがヨガでは違っています。

手の位置はひざの上です。

そして親指と人さし指とで輪を作るスタイルになります。

ヨーガ」と「ヨガ」の違いは?

「ヨーガ」は、インドの仏教から始まったものです。

その後、シャイナ教、ヒンズー教にも取り入れられました。

その後、ハタヨーガが生まれて、一般に広まったものです。

主となるものは座学で説法が主体です。

インドで生まれたヨーガですが、日本には、アメリカと中国の両方の経由によって広まっています。

インドから中国経由して日本

正しくは「ヨーガ」であって「ヨガ」ではありません。

ヨーガの経典や仏教の経典のほとんどは、サンスクリット語で書かれています。

サンスクリット語であるヨーガという語は、その文法上「YOGA」の「O」は必ず長母音で発音します。

そして、オの部分を伸ばしてオーとなります。

そのため、正しくは「ヨーガ」と発音するのが正解です。

伝統的なヨーガは、瞑想や精神統一を目的としたもので静のヨーガです。

身体だけではなく心にも変化をもたらすものです。

インドからアメリカ経由して日本

アメリカ経由で日本に入ってきた時は、「ヨガ」と発音されており、現在のスポーツクラブやフィットネス等で行われているのは、「ヨガ」という言葉が主流です。

アメリカを経由してきたものはエクササイズを目的としたものです。

だから、スポーツクラブ等で行われているのはヨガですね。

ホットヨガは、35℃以上でします。

ホットヨガやエクササイズのヨガは体操の要素が強いです。

ダイエットを考えるのでしたら、こちらのヨガですね。

日本ではヨガにダイエットやデトックスなどの美容・健康効果を求める考え方が強くあり、本来の心を静める目的では行われていないケースもあるようです。

まとめ

中国経由の「ヨーガ」は心を無にするもので、瞑想等が中心のもので静のヨーガです。

アメリカ経由の「ヨガ」は、スポーツに近い動の要素が強いです。

「ヨーガ」、「ヨガ」、大きくは静か動の違いでしょうね。

ダイエットを希望するなら、「ヨガ」です。

心を落ち着けるのは、「瞑想」が色濃い「ヨーガ」になります。

坐禅はヨーガの中の一つということです。

お寺で正式な坐禅を経験するのもいいですね。

■最後までお読みいただきありがとうございました。

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