
高野山の南院の龍です。堂内に入らなくても拝見できます。
おはようございます。
新型コロナウイルスの外出規制は解けて気持ちが少し明るくなってきたところでしたが、何日か経過したところで感染者がまた出ていますね。
まだまだ、県外の神社仏閣に参拝にいけません。
残念ですが、我慢、我慢です。
気持ちを緩めず、外出するときはマスクを忘れず、外出から帰ってきたらまず手洗いですね。
神社に参拝に行けないので、干支(十二支)の動物について考えてみました。
私は書道教室をしていますが、生徒さんの生まれ年が同じであれば必ず性格に共通点があります。
今回の記事では、辰年生まれの人について記載しています。
■前回の記事はこちらから
十二支は前回の記事と同じですが、記載しておきます。
「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)」の12文字のことを十二支(じゅうにし)といいます。
この十二支は中国で暦・時間・方角などを表すために使われ始めました。
性格とは
人の性格とは誰一人として同じ性格の人はいません。
人の性格は、生まれつきのものや育った生活環境などにより作り上げられていきます。
私の書道教室に通ってくださっている生徒さんを見ていると、生まれた時の干支が同じであれば性格が違っているように見えても根本の性格は同じです。
とても興味深い現象です。
相手の内面の性格がもわかると、いろいろ楽しいかも(^_^)
辰年とは

伊勢神宮の鈴の干支です。十二支一巡するまで同じ持ち物です。
タツ(辰)と「辰」は「龍」のことですが、実在する動物ではありません。
辰年の守り本尊は普賢菩薩さまです。
詳しくはこの記事に記載↓
一般に、 東洋における龍の起源は古代中国にあると伝わっています。
頭はラクダ、 頭頂はヘビ、角はシカ、目はオニ、耳はウシ 、 鱗はコイ、爪はタカ 、手はトラの姿をした聖獣 であり、 あらゆる動物の頂点に立つ存在です。
あらゆる動物の頂点とは・・・凄いですね(^_^)
日本では水神として信仰されています。
九頭龍(くずりゅう)神社(神奈川)、田無神社(東京)岩木山神社(青森)で会えます。
一番すごかったのが龍穴神社です。
この記事に記載しています↓
箱根神社(神奈川)の境内社・九頭龍神社新宮に湧く龍神水は九頭龍神が守る霊水で、口に含むと一切の不浄が 清められると伝えられています。
田無神社( 東京) には、 金・黒・青・白・赤の五龍神が祀られています。
この五龍神は五行思想に基づく方位が割り当てられ、それぞれの方角を守護しています。
東の青龍神は樹木・風の守護神で、技芸向上、就業成就 などにご利益 。
西の白龍神は 金属の守護神であり、金運向上や良縁成就などのご利益。
南の赤龍神は火の守護陣で、勝運、成績向上などのご利益。
北の黒龍神は水や雨の守護神で、健康増進や家内安全などのご利益。
中央の金龍神は大地・豊穣 の守護神で、運気上昇、招福などのご利益。
岩木山神社 (青森)の本殿は、柱に龍が巻きつく珍しい形をしている双龍がありますます。
本殿向かって左の龍(降り龍)は天から舞い降りる様を表し願いを叶えてくれるとされています。
本殿向かって右の龍は天へ昇る姿の象徴で、神に願いを届けてくれるとされています。
十二支の五番目、タツ年生まれの性格とは

我が教室の辰年の生徒さんの特徴は?
何を考えているのかよくわからなく、理屈を並べてよくしゃべる。
結局何を言いたいのか分からない。
飾り気がなく、女の子であっても性格は男の子のような感じを受けます。
書道の時も気持ちにムラがあります。
熱心に書いている日もあれば、落書きのような書き方の時もあります。
サバサバしていて切り替えが早い 。
辰年生まれの人の大きな特徴
辰年生まれの人の多くの印象はそっけないように見えます。
そのため、周りの人から受ける印象はあまり良くないです。
しかし、感受性が豊かで 真面目で純粋です。
感受性が豊かなので、文章を書くのが上手な人が多いです。
何事に対しても熱しやすく冷めやすい傾向があります。
◯長所
ストレートで飾り気はないのですが共感性豊かです。
見かけによらず気風がよく、親切で真面目 。
普通の人が発想できないようなことを思いつきます。
そして純粋です。
◯短所
辰年生まれの人は飾り気がなく 、お世辞も言わずそっけないので周囲の人には少しとっつきの悪い印象を与えてしまいます。
気をつけないと誤解されますね。
仕事にはどのような影響があるのか?
奇抜なアイデアなどを持っているので、それを生かせる仕事ができれば成功しますね。
あまり愛嬌が良くなく愛想もお世辞も上手ではないので敬遠されがちになります。
人柄がわかってもらえればいいのですがね。
真面目なので、上役や先輩に引き立てられ良いポストに就いている人も多い。
タツのことわざや四文字熟語
十二支の中で辰年だけが存在しない架空の動物です。
中国では古来、泰平の世に出現するという霊獣の一つとして崇められ尊ばれてきました 。
「竜頭蛇尾」(りゅうとうだび)
頭は竜のように立派であるが、尻尾は蛇のように貧弱な様子を言ったものです。
これは、初めは威勢が良いが、最後の方になると萎縮してしまうということをいっています。
「枯木竜吟」(こぼくりゅうぎん)
枯れ木が風に吹かれて勢いよく鳴るということから、衰えたものが生命力を回復し勢いを取り戻すということ。
「画竜点睛」(がりょうてんせい)
物事の最も大切な部分で、龍の絵は龍に瞳を入れなければ完成しない。
一番肝心な部分で最後に加える大切な仕上げという意味。
「飛兎竜文」(ひとりゅうぶん)
「飛兎」、「竜文」ともに優れた馬で駿馬の名前。
才能豊かな将来性のある子供をたとえる語になります。
「飛竜乗雲」(ひりゅうじょううん)
これは、 空を翔ける竜が雲に乗るという意味から、時代の流れに乗って英雄や賢者が自分の能力を存分に発揮するという意味です。
「竜瞳鳳頸」(りゅうどうほうけい)
龍のような瞳と鳳のような頸(くび)のことから 、高貴で気品に満ちた容姿をたとえていっています。
龍にまつわる四字熟語はまだまだたくさんありますが、龍にまつわる熟語には、ずば抜けた人物を語っているものが多いですね。
架空の動物なので、人々の想像はどんどんエスカレートしていったのではないでしょうか。
まとめ
辰年の人は、飾り気がなくまっすぐな性格のため、愛想のない印象を与えてしまいます。
不愛想に見えないように、気を付けたいところですね。
少し愛想よくすると、あなたの周りの人が力を貸してくださり、天まで昇れるくらいの力が発揮できるのではないでしょうか。
辰年生まれのあなた、笑顔を忘れないでくださいヽ(^o^)丿
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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