おはようございます。
神社仏閣が好きな聖佳と申します。
この記事では、不動明王の人気の秘密、慈悲深さについて記載しています。
不動明王は恐ろしい姿で悪を打ち砕いています。
不動明王は本当は心優しいのです。
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明王のリーダー的存在の不動明王とは
明王の中でトップ的存在です。
不動明王は「 お不動さん」として親しまれています。
その恐ろしい形相は愚かなひねくれ者を脅かしたり叱ったりして仏さまのところまで導きます。
叱り飛ばしてでも 仏の世界へ導いていく役目があり力強く慈悲深い明王です。
大日如来の使者(化身)とされます。
主に酉年と9月生まれの人を守護してくださっている仏様です。
このことを記載した記事はこちらから見ることが出来ます↓
あなたの干支と生まれた月で独自の梵字・守護本尊・真言(呪文)があるのを知ってますか?
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不動明王の特徴は
背中には、火焔光(かえんこう)の炎があり迷いや欲望を焼き尽くします。
顔は忿怒(ふんぬ)の相でかなり怖い顔~!!
目は天地眼(てんちがん)右目は開き、左目は半眼(はんがん)。
口の牙は右の牙は上向き、左の牙は下向きと上下交互に突き出しています。
髪の毛は弁髪(べんぱつ)、仏の慈悲が人々の前に垂れていることを表しています。
右手に智剣(ちけん) を持ち、貪り、怒り、 愚かさを断ち切る。
左手には 羂寂(けんじゃく)というロープ状の道具で人々の煩悩をとらえます。
台座は角材を組み合わせた瑟瑟座(しつしつざ)または岩をかたどった大磐石(だいばんじゃく)に座っています。
立ち姿もあります。
傍らにはお不動さんに向かって右が矜羯羅童子(こんがらどうじ)左が制多迦童子(せいたかどうじ)を従えることが多いです。
矜羯羅童子は色白で、胸の前で手を合わせています。
制多迦童子は赤い体で棒を見っているのが特徴です。
この二童子は不動明王の分身でその働きの手助けをしています。
お不動さまの真言
不動明王の梵字です。
お不動さまの真言で最もよくを唱えられているのが「慈救呪」(じくしゅ)です。
お不動さまは大きな慈悲の心で私たちを救い守ってくださるということから、その力を示して「慈救呪」と言います。
この真言をお唱えすることによって、私たちは災いを逃れ願いが叶うとされています。
お不動様には「一字秘密咒(いちじひみつしゅ)生々而加護(しょうじょうにかご)」という誓願があります。
たった一度だけでもお不動様のご真言を唱えた人は、なんど生まれ変わっても、どんな所に生まれても、永遠にお不動様のお守りを頂けるというのです。
ありがたいことですね。
お唱えをした声を聞いただけでお不動様はお守りくださるというのです。
その真言は、「のうまく さんまんだ ばざらだん せんだまかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」
です。
あなたも一度、唱えてみてくださいねヽ(^o^)丿
災いから守ってくださいますよ!!
昔、比叡山のある高僧が不思議な光景を見たと言います 。
牛が重い荷物を背負って坂道を苦しそうに上がっていきます。
牛の飼い主は激しく鞭を打って牛を進ませようとするのですが、荷物が重すぎるのかなかなか牛は進みません。
その時、牛の後ろから不思議な二人の童子が一生懸命牛を押しているのが見えました。
しかし牛の飼い主には童子たちの姿は見えません。
よく見るとその童子たちは普通の子供ではありません。
そこで不思議に思った高僧が童子たちに声をかけると「私たちは不動明王の眷属です。この牛は前世では人間でしたが、良い行いをしなかったせいで牛に生まれ変わりました 。しかし一度だけ不動明王の 慈救呪を唱えたことがありました。だから不動明王の誓願によって 、私たちが影の形に沿うようにこの牛を助けています。」と答えたのでした。
そうなんです(^_^)
これがお不動さまの「一字秘密咒 生々而加護」という誓願です。
この牛のようにたとえどのような境涯にあっても、不動明王は眷属である 矜羯羅童子と制多迦童子を遣わして 救いの手を差し伸べてくだるということです。
決して私たちを見捨てることはないということです。
不動明王の真言をお唱えして信仰しているものは、お不動さまがその人のために馳せ参じ、直々に助けてくださるというのです。
とても有り難い存在ですね。
だから、不動明王は人気があるのでしょうね。
まとめ
みんなに親しまれ「お不動さま」と呼ばれている不動明王は慈悲深い心の持ち主。
たった一度真言を唱えただけでも永遠に守っていただける有り難い仏さま。
お不動さまの真言を必ず一度は唱えておきましょう。
災いから守っていただけます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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