おはようございます。
今回は、高野山の覚鑁坂について記載しています。
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高野山の数々の不思議
覚鑁坂の謂われと姿見の井戸

43段ある覚鑁坂
奥之院参道を一の橋から御廟に向かって進み、中の橋を渡るとすぐに登りの石段に差し掛かります。
その坂は「覚鑁坂」(かくばんざか)と呼ばれています。
坂を上りきったところに、新義真言宗の開祖である覚鑁上人の墓がある所からそう呼ばれています。
この覚鑁坂、とても蹴上(けあ)がりの低い石段が、43段続いています。
石段というより坂とも言える ぐらいの穏やかな階段です。
歩幅の合わない人は少し登りづらいかもしれません。
なぜ43段なのでしょうか?
それは「 死(しに)を超える」
つまり、42(しに)を超えるという意味から43段になっているということです。
また、坂の登り口に姿見の井戸があります。
姿見の井戸を覗いて自分の姿が映らなければその人の命は3年以内に尽きてしまう
という謂われがある井戸です。
井戸を覗かれて姿が見えた人は、ほっとされたのではないでしょうか?
しかし、その井戸で自分の姿を見て 、映ったことに安心していると大変なことになりますよ~( ゚Д゚)
この石段を登っている時、転んでしまうと、やはり寿命は3年であると伝えられていることから、この坂は「三年坂」とも呼ばれています。
転ばないように、注意して歩いてくださいね。
高野山に参拝に来て、寿命を縮めては・・・ね~(^-^;
約90㎝ほどの墓石に耳をててみたら?

黄色い花が入れてあるところに耳を近づけます・・・何が聞こえるかな?
また、坂の途中には、永和元年(1375)室町時代に 建立されたじ上智禅尼(じょうちぜんに)のお墓があります。
女人禁制の高野山にしては、珍しい女性の墓石です。
かなり徳の高い僧侶だったということがわかりますね。
その側に約90㎝ほどの墓石があるのですが、少し怖いお話があります。
この墓石に耳を当て、心静かに耳をすませば、善人には天上の声が聞こえ、悪人には地獄の声が聞こえてくると伝えられています。
その為、参拝者の人の中にもしばしばこの墓に耳を当てている人の姿が見られます。
私も墓石のくぼみに耳を近づけてみましたが・・・ 何も聞こえませんでした。
悪人でもなく、善人でもなく、ただの凡人でした(^-^;
極楽の穏やかな音が聞こえると思ったのですが・・・非常に残念!!
あなたにはどのように聞こえるのかな~楽しみですね(^_^)
高野山に行かれたら、是非、墓石に耳を当ててみてください。
私が数年前、高野山に行った時はこの墓石はまっすぐに立っていたのですが、 今はかなり傾いているようです。
少し不気味な感じがしますが・・・。
でも、安心してください!!
本当は・・・この音は地下を流れる水音や石畳を歩く人々の足音が響いて聞こえてくるということらしいです。
昔の人はそのことが分からず、恐れを抱き、墓石のくぼみにに耳をあて 、自分には地獄の音が聞こえるのか、極楽の声が聞こえるのか試してみたようです。
でも、でも、不気味な「覚鑁坂 」
この覚鑁坂のたもとには、三途の川と言われる「金河」(きんのかわ)が流れています。
総合して考えると、聞こえてくる音は本当に、ただの地下を流れる水音や石畳を歩く人々の足音だけなのでしょうか?
私には、それだけではないと思います。
高野山には不思議がいっぱい!!
「麒麟がいく」の主役の明智光秀の墓所

明智光秀の墓所
ドタバタがあった大河ドラマ「麒麟がいく」の主役の明智光秀の墓所も近くにあります。
この大河ドラマは戦国時代のものなのに、衣装の色使いが明るいですね。
いいのか悪いのかわからないですが、私は好きです。
代役の女優さんの演技はどうなのか?
初めの女優さんだったら、もっと違うドラマになったのでは?
なんて考えながら見てみましたが、またそれも楽しいですね。
ちょっと気になる数字
覚鑁坂の話に戻りますが、私は画数にかなりこだわりがあります。
死を超える(42)の数字ですが、画数的にもよくないですね。
凶数で意志薄弱運になります。
その上、1つ足した(43)の画数も凶数で散財運になります。
その為、私は覚鑁坂を登りきったところで足踏みを2回して(45)段にします。
どうしても、悪い数字にはしたくないという変人なのです。
貯金ををするときは必ず(24)で記帳することにしています。
この数は、裕福運で大吉です。
2400円・24000円・という数字で通帳に記帳しています。
意外な数字ですが・・・いい数字なのです。
私はこの数字でお金が貯まっています。
あなたも、試してみてくださいヽ(^o^)丿
おわりに
高野山には不思議なことがいっぱいあります。
1回では、すべてを見ることはできませんが、何回行っても新しい発見ができます。
ぜひ、訪れてみてください。
数字の神秘は、またの機会に記載しますねヽ(^o^)丿
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