神社には 霊力を持つ動物たちがいる。「眷属」「神使」と呼ばれ神の使いとして祀られている。

神社には 霊力を持つ動物たちがいる。「眷属」「神使」と呼ばれ神の使いとして祀られている。

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伊勢神宮の神馬です。

おはようございます。

それぞれの神社に神社独自の動物が祀られています。

この動物は一体何なのでしょうか?

あなたは不思議に感じたことがないですか?

私たちを出迎えてくれるこれらの動物は、神に仕えるものであると考えられています。

今回の記事では、この動物のことについて記載しました。

あなたが神社に参拝に行かれるとき、少しでも参考になれば幸いです。

■前回の記事はこちらから

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各神社に違った動物が祀られているのはなぜ?

神は幽体といって、我々にはその姿は目にすることができません。

神の姿、存在を確認したい、という気持ちが神の使いを生み出しました。

人間には感じることのできない特別な能力を持つ動物を神聖視して崇拝してきました。

人々は、神にゆかりのある動物が、自分たち人間に神の意志を伝えていると考えていました。

これらの神の使いの動物を総称して眷属(けんぞく)または神使(しんし)といいます。

神社によって眷属とする動物は様々です。

ここで一つ間違えてはいけないのは、狛犬と眷属は別のものです。

狛犬は境内を守る霊獣であり、眷属は神の使いなので立場が違います。

水の神の使いとは(海、川、湖)

河川や湖沼などに棲息する動物は、水稲耕作に大切な水を司る神の使いとして信仰されました。

その動物とは、ウミヘビ、蛇、鯉、鰻、鮭、蛸、亀など。

山の神の使いとは

山に生息する動物は人々に山の幸を与えてくれる 神の使いとして信仰されました。

悪さをする動物も神の使いになっていますが・・・う~ん?

きっと、むか~し、むか~し、とても良いことをしたのでしょうね(^_^)

山の神の使いとは、鷹、鹿、猿、狐、烏、猪など。

鉱山の神の使いとは

姿は鉱脈に似ているムカデが高山の神の使いとされ信仰されました。

その動物は、ムカデです。

私は、ムカデに2回も噛まれているので、ムカデは神様の使いであっても大嫌いです(>_<)

ムカデは刺すのではなく噛みますよ~。

カプッとね( ゚Д゚)

いまだに、ムカデに噛まれた時の感触は残っています。

農耕の神の使いとは

農耕に使われる動物、春に山から里に下りてくる動物、田に生息するもの。

その動物は馬、牛、狐、蛙など。

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代表的な神社の眷属とは

伊勢神宮:ニワトリ

由来

天の岩戸に隠れてしまった 天照大御神を誘い出そうとしてニワトリを使ったところ、天照大御神を岩戸から出すことに大成功しました。

以後、この常世の長鳴鳥(ニワトリ) が天照様の使いと呼ばれるようになったということです。

『古事記』では常世長鳴鳥 (とこよのながなきどり)と記されています。

伊勢神宮では 鶏を放し飼いにしています。

いつでも神様の使いのニワトリに会うことが出来ますよ~(^_^)

伊勢神宮(三重)

谷保天満宮(東京)

高良大社 (福岡)など

ご利益

五穀豊穣

招福

健康長寿

稲荷神社:キツネ

おちょぼ稲荷さんの狐です。

由来

稲荷の狐は一部で誤解されて神のように崇められていますが、本来は神直属の下僕です。

キツネが稲荷神の使いとなったのは稲荷の祭神である御饌津神(みけつかみ)を三狐神(みけつかみ)と書き間違えた事が発端と言われています。

食物を司る神様です。

また、キツネの尻尾が稲穂を連想させることからきているといわれています 。

尾は豊作をイメージしているのでしょうか?

大きめに 作られていることが多いです。

稲荷神社の眷属はキツネですが、正確には白キツネです。

伏見稲荷(京都)

豊川稲荷(愛知県)

おちょぼ稲荷(岐阜県)など

3社参拝してきましたが、全く違う印象を受けました。

伏見稲荷は格式が高く明るい感じでした。

豊川稲荷はどんよりと重く暗さを感じました。

お千代保稲荷はとても庶民的でいつ行っても賑わっています。

明るい気持ちになり、とても楽しく過ごせます。

お千代保稲荷さんの帰りに宝くじを買うと当たるとか・・・ネットで発見!!

実際に買ってみました。

3000円分購入して6000円当たりましたヽ(^o^)丿

しかし、これ一回だけです。

ご利益

五穀豊穣

商売繁盛

芸能上達

諸願成就

石清水八幡宮:ハト

由来

宇佐神宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請したとき、船のマストに金鳩が出現したため。

そして、ハトは向かい合って止まると八の字になるから八幡神と結び付けられました。

八幡宮の扁額の八の字もハトが向かい合っています。

石清水八幡宮(京都)

靖国神社(東京)

鶴岡八幡宮(神奈川)
など
ご利益

厄除け

交通安全

病気快復

靖国神社は東京大学への合格にご利益があるということです。

春日大社:シカ

由来

武甕槌神(たけみかづちのかみ)が鹿島神宮から白い鹿に乗って春日山に来て以来、この地の鹿は神の使いとして崇められるようになったといわれています。

オスの鹿は、角のが毎年生え変わることから再生の象徴であると考えられこの力を神聖なものととらえました。

平安時代のころ、貴族が春日大社に参詣したとき鹿に合うと良いことが起きると喜んだそうです。
今では、鹿が多すぎて怖いぐらいですね。

娘が3歳ぐらいの時、奈良公園にいったのですが、鹿に顔をなめられて大泣きしました。

顔じゅうベタベタで大変なことに・・・(^-^;

誰でも鹿の立派な角は見たいと思いますが、毎年10月に「鹿の角切り」が行われるので、それ以降に行かれたほうが安全かも?

春日大社(奈良)

鹿島神社(茨城)

香取神社(東京)

など

ご利益

五穀豊穣

交通安全

厄除け

春日大社は縁結び

北野天満宮:ウシ

由来

牛が菅原道眞公を祀る神社の使いとなったのは、道真公が牛を可愛がっていたことと、丑年生まれであったことが由来とされています。

天神社の境内に安置されている牛の像の多くは、横たわっています。

それはなぜかというと菅原道眞公の遺骸を太宰府から京に運ぶ途中に、意味ありげに牛が座り込んで動かなくなったので、近くの安楽寺に埋葬したという故事に由来するとされています。

楼門近くには、目が赤い臥牛像(がぎゅう)がいます。

これは菅原道眞公を瞬きもせずに待っていることを表しています。

撫でると願いが叶うと言われている「一願成就のお牛さん」が置かれています。

自分の病気と同じ部分を撫でると治るといわれています。

かなりのパワーがあるので、願いを込めて撫でてきてください。

北野天満宮(京都)

太宰府天満宮(福岡)

など

ご利益

五穀豊穣

一願成就

病気平癒

出世、学業

熊野大社:カラス

熊野本宮大社の八咫烏です。

由来

熊野から大和へ向かう時、八咫烏が現れて一行を先導し無事大和を平定し初代天皇となりました。

神武天皇のこの神話に基づき、熊野三山では八咫烏を神の使いとして信仰しています 。

熊野本宮大社(和歌山)

佐嘉神社(佐賀)

大國魂神社(東京)

など

ご利益

五穀豊穣

厄除け

諸願成就

家庭円満

勝負ごとにご利益あり

調神社:ウサギ

住吉大社の手水舎

由来

昔からうさぎは吉兆をもたらすめでたい動物としてと信仰されてきました。

日本神話によると、ワニザメに毛を剥がされた兎を大国主神が助けたという。

これが縁となりうさぎは大国主神の使いと考えられるようになりました。

大国主神にまつわる神社では、うさぎを神の使いとして崇めています。

白兎神社では、 うさぎは大国主神と八上比売(やがみひめ)を結びつけたという神話にあやかり、 うさぎの像に結び石を置いて願掛けをすると、願いが叶うとされています 。

住吉大社には、撫でて招福を祈願する「翡翠の撫で兎」の像があります。

白兎神社(鳥取)

住吉大社(大阪)

調神社(埼玉)

など

ご利益

子孫繁栄

縁結び

金運

商売繁盛

日吉神社:サル

日吉神社のお猿おさん

由来

比叡山には多くの猿が生息していましたが悪さばかりするので、 猿の害を避けるため、

日吉大社の神「山王」の使いとして逆に崇めるようにしたといわれています。

神の使いとなった「神猿」(まざる) は、いつの日にか「魔が去る」や「勝る」ということで、魔除け や開運として信仰されるようになりました 。

昔、都にあった平安京では「 悪いものが去る(猿) 」という意味から縁起が悪いと言われる北東の方角に、猿の像を置いたということです。

京都御所の猿ヶ辻という場所にも、猿の像があります。

日吉大社では、境内の色々な所で猿を見ることができます。

西本宮楼門には色々なポーズで屋根を支える「棟持猿」がいます。

色々な神猿様に魔物から守っていただけるように、お願いしてきましょうヽ(^o^)丿

日吉大社(滋賀県)

日枝神社(東京)

など

ご利益

縁結び

厄除け

開運

松尾大社:カメ

由来
松尾大社の祭神が大山咋神(おおやまくいのかみ)であり、天下の山川、万国を開き、国を定めたときの乗り物が 亀であったという。

松尾大社(京都)

亀有香取神社(東京)

など

松尾大社の「亀の井」に湧き出ている霊水を飲むと、病気平癒、延命長寿のご利益があるとされています。

この水を酒の元水に混ぜると腐敗しないといわれ 、醸造家が持ち帰って酒造に使う風習が今でも残っています。

また松尾大社が酒の神として信仰されるのは、この「亀の井」に由来しており神社発祥の源ともいえます。

ちなみに、亀の井の名の由来は松尾大社の眷属が亀によるものとされます。

ご利益

家庭円満

開運厄除け

子孫繁栄

病気平癒

延命長寿

聖神社:ムカデ

気持ち悪い(>_<)

由来

ムカデの形態が鉱山の洞穴に似ていることから鉱業の守り神とされ、古来よりムカデは鉱脈を司る神の使いとして信仰されてきました。

また、ムカデの形態が鎧を着ているように見えることから戦いの神である毘沙門天の使いであるとも考えられ、武士の信仰も集めました。

708年に武蔵野国秩父郡で銅鉱が見つかり、時の元明天皇に献上したところ、これを喜んだ元明天皇から銅製のムカデを一対をいただき、聖神社の神宝になっていいるということです。

お金は「足」と例えられていて、ムカデは足が多いのでお金が多いと結び付けてお金の神様の使いであると考えられました。

私は、神様の使いのムカデ様に気持ち悪いだの、大嫌いだの悪態をついているから金運に見放されていたのか~(>_<)

これからは、ムカデ様の足は美しいと感じることにしよう・・・(-_-;)

無理、無理、無理~やっぱり気持ち悪い!!

聖神社(埼玉)

絵馬にはムカデの一対の絵が描かれています。

宝くじが当たったお礼の絵馬もあるようです。

おめでとうございますヽ(^o^)丿

私は、京都の御金神社(みかねじんじゃ)に参拝に行ってきました。

ここも、小さいですが凄い神社です。

お礼の絵馬がぎっしりでした。

私も御金神社さんにお礼に行かなければ、と思っています。

宝くじではないですが・・・金運の神様が来てくださいましたヽ(^o^)丿

やった~!!

次は、宝くじが当たりますように、お願いをしてきます。

二条城(京都)のすぐそばなのであなたも、ぜひ寄ってみてください。

関東の方は聖神社ですね。

ご利益

財運

金運

熱田神宮:白鳥

熱田神宮のお守りの案内です。

由来

真っ白な白鳥は聖なる霊鳥として信仰されてきました。

白鳥は人間界と霊界を行き来する鳥であり、死者の霊魂を運ぶとも考えられていました。

日本神話の中で日本武尊の最期は 1羽の白鳥となり 天高く飛び去ったと伝えられています。

このため日本武尊を祀る神社では白鳥を神の使いとして崇めています。

熱田神宮(愛知)

苅田嶺神社(宮城)

雷電宮(青森)

など

熱田神宮では、可愛い白鳥お守りもありました。

ご利益

五穀豊穣

恋愛成就

子宝・安産

大神神社:蛇

由来

祭神の大物主神(おおものぬしのかみ)は、日本神話では蛇神とされているため。

蛇は古来より、信仰の対象とされてきました。

冬には姿を消し、春の訪れとともに姿を現します。

そのようなことから、再生を意味するとして、信仰されました。

大神神社(奈良)

上神明天祖神社(東京)

江島杉山神社(東京)

など

大神神社では「巳の神杉」「手水舎の蛇像」など、様々な所で蛇にゆかりのあるものが見られます。

ご利益

五穀豊穣

雨乞い

心願成就

まとめ

神社には、それぞれ神の使いがいます。

このほか、まだまだたくさんの眷属がいます。

神社仏閣を紹介するときに、一緒に紹介していきたいと思います。

狛犬や眷属など気に留めながら、神社を参拝してみてください。

神社仏閣に行くのが、楽しくなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

■次回の記事はこちらから

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