驚愕の事実!!地蔵菩薩さまの本当の姿と地獄を支配する閻魔大王の関係は?

驚愕の事実!!地蔵菩薩さまの本当の姿と地獄を支配する閻魔大王の関係は?

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高野山にある地蔵さまです。

おはようございます。

今回の記事では、「お地蔵さま」について記載しています。

お地蔵さまはその土地に住む人々や往来を見守る存在です。

ほとんどが穏やかな表情をしています。

お顔を見るとこちらがほっとします。

拝んでいるとお地蔵さまの優しい声が聞こえてきそうですね。

かつて事故や災害が起きた場所、立地的に事故が多発するような場所などにはお地蔵さまが設置されることが多いです。

「この場所は危険ですよ」と教えてくださっています。

誰からも親しまれているお地蔵さま。

様々な場所でその姿を見ることができますが、このお地蔵さまはどういう意味でそこに置かれているのしょうか?

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地蔵信仰

地蔵さまは仏教の諸仏の中の一つでありますが、我が国で独自の発展を遂げ、民衆の心の奥深くに入り込んだ仏様です。

諸仏の中で地蔵さまくらい人々に親しみを持たれている仏様は他にありませんね。

我が国で作られた 仏像の中でその数が一番多いのも地蔵さまです 。

墓地の入口 に六地蔵などの石像が建てられています。

墓地だけではありません。

村の入口や橋のたもと、峠の頂上など いたる所で地蔵さまの石像を発見します。

また道路の脇などに新しい地蔵さまがあれば、ここで最近事故があったということがわかります。

また、50年ぐらい前から大きな寺院の境内に、 たくさんの水子地蔵が並んでいるのを 目にするようになりました。

地蔵さまは、その時の状況によって色々なものに姿を変え助けてくださいます。

優しいお顔で慈悲深い お地蔵さまは昔から人々に親しまれ、その伝統は、今でも脈々と受け継がれています。

地蔵の名の起こり

清水寺のお地蔵さまです。

地蔵さまは、 元々はインドのバラモン教の「地の神」でした。

それが仏教に組み込まれ地蔵菩薩となりました。

地蔵さまは、サンスクリット語でクシティ・ガルバと表現されます。

クシティとは「大地」、ガルバとは「胎内」の意味で、大地にタネをまけば実をつけ、木も大地の力で成長します。

「地蔵」は、もとはこのような大地の偉大さを意味するものでありました。

それが仏教に組み込まれて、大地から生ずるすべての命を大切にする慈悲深い仏となり信仰されるようになりました。

地蔵さまは本当は位が高い仏様

地蔵さまは菩薩さまです。

菩薩は、如来(にょらい)・菩薩(ぼさつ)・明王(みようおう)・天(てん)という仏の位の中で、上から2番目なのです。

観音菩薩、文殊菩薩、日光・月光菩薩などと同格になります。

しかし、同格に感じられませんね。

なぜなのでしょうか?

それは、地蔵さまの容姿からくるものですね。

他の菩薩と異なり、頭上に宝冠 、耳にはイヤリングなどはなく、頭は丸刈りです。

どう見ても普通の僧侶の姿ですよね。

左手に宝珠(ほうじゅ)、右手は与願印(よがんいん)と言って手を垂らし手のひらを見せているだけです。

右手は与願印から錫杖(しゃくじょう)に変化しています。

錫杖は上の部分が丸い輪になっていて、杖を突くと「じゃらん」と鳴るイメージがありますね。

このような姿から人々は、寺の中で立派な厨子(ずし)に収まっている仏ではなく身近にいる仏様として信仰したのでしょうね。

「あの世」で人々を救う地蔵さま

地蔵さまは地獄の思想と密接に関係する仏です。

全ての生き物はこの世に生まれ、そして亡くなります。

亡くなった生き物は、また別の生き物として生まれ変わります。

すべての生き物は、この生と死を永遠に繰り返します。

これを輪廻(りんね)といいます 。

生まれ変わる世界は六道といい、天道(てんどう)、人道(にんどう)、修羅道(しゅらどう)、畜生道(ちくしょううどう)、餓鬼道(がきどう)、地獄道(じごくどう)六つに分かれています。

六道のいずれに生まれ変わるかは、 前世の行いによって決まります。

行いが悪い人、人をいじめている人~。

さあ~大変ですよ!

人間には煩悩があるために正しい行いを実践するのが大変難しいですね。

現世において人々を救済することを使命とする仏の代表は観世音菩薩です。

それに対して、地蔵菩薩現世だけでなく、死者をも救済する仏として信仰されてきました。

平安時代には、地獄の閻魔の裁きを上手く回避させてくれる仏として説いています。

鎌倉時代には、 南無阿弥陀仏と一心に唱えれば悪人でも極楽往生できるとする専修念仏の教えが広まりました。

真言宗・天台宗などは それに対抗する意味であの世で人々を救う地蔵の利益を説き。

室町時代に入ると 地獄の恐怖が強調され、それに合わせてますます地蔵信仰も強くなりました。

江戸時代に入ると、寺請制度によりすべての人々が仏式の葬儀を行うようになり、地獄の思想と地獄で死者を救う地蔵の姿がますます人々に浸透していきました。

墓地の入り口などに六地蔵が建立されているのは、死者が六道のどこに行っても救済されるようにと願ってのことです。

閻魔大王の裁きと地蔵菩薩

人が亡くなると死体から霊魂が抜け出しあの世へ旅立つと考えられています。

使者である「 牛頭(ごず)」と「馬頭(めず)」が 死者の霊魂を迎えに来ます。

死者は7日ごとに裁判を受けます

初七日、二七日(14日目)、三七日(21日目)、四七日(28日目)それぞれ審判を受けます。

五七日(35日目)に、いよいよ閻魔王の審判を受けます。

閻魔王は、これまでの亡者の行いを読み上げます。

この後も、六七日(42日目)七七日(49日目)百日、1年、2年と審判を受け続けます。

ある人は成仏し、ある人は人・天へ、そして悪行を働いてきたと判断されれば地獄へと送られます。

地獄を支配する閻魔は大王と呼ばれますが、実は地蔵菩薩にほかならないのです。

地蔵菩薩が地獄で変化して閻魔王となったのです。

地蔵さまは、地獄道だけでなく六道すべてにおり、あの世で苦しんでいる全ての人々を救う仏様なのです。

地獄の鬼どもから亡者を救うのは、 閻魔大王の本地仏(ほんじぶつ)である地蔵菩薩であるという思想が江戸時代において人々に深く浸透しました。

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赤いよだれかけはなぜしているの?

お地蔵さんは赤いよだれかけをしていますね。

これはお地蔵さんが子安地蔵、子育地蔵の名のもと、子どもを守る神様として信仰されているからです。

子供が何事もなく元気に育つようにと祈りを込めよだれかけや頭巾を奉納します。

このよだれかけや頭巾はほとんどが赤色ですね。

これはこの色が「清く正しい」色とされていることと、魔除けとして考えられているからです。

まとめ

道路を走っていると道端にお地蔵さんをよく見かけます。

お地蔵さまの由来を調べてみると、諸仏あるなかで、一番近くで私たちに寄り添ってくださっているのがお地蔵さまであるのがわかりますね。

しかし、そんなお地蔵さまの祀られているところが、寺院の本尊で祀られてなく、道端にポツンといる石地蔵であることがほとんどです。

大役をこなしているのに、少し気の毒な仏様のような気がしますね。

外に出て多くの人を見守っていたいと思ってくださっているのでしょうか。

感謝の気持ちを忘れないようにしないとだめですね。

お地蔵さまの呪文があります。

お金持ちになりたい人はお地蔵さまの呪文を唱えてみるといいですよ~ヽ(^o^)丿

この記事に記載しています。

仏教に由来する言葉「呪文」とは? 真言に秘められた神秘のパワー!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あなたにとって、良い一日でありますようにヽ(^o^)丿

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