
南門です。 ここから空気が違うように感じます
おはようございます。
愛知で有名な神社「熱田神宮」に行ってきました。
熱田神宮にはパワースポットやご利益を頂ける所がたくさんあります。
初詣、1月5日に行われる初えびす、毎年5月8日から「花のとう」、6月5日に行われる「例祭」熱田まつりと呼ばれているものがあります。
6月5日の「熱田まつり」は一番大きなお祭りになります。
地域の人たちは熱田まつりの日に一年で初めて浴衣を着る習わしがあります。
この熱田まつりでは、神宮公園で1000発もの花火が打ち上げられます。
私は5月17日に参拝に行きましたが、大楠の注連縄の交換などをして準備が始められていました。
6月5日、楽しみですね(^^♪
地域の人にも愛され親しみを込めて「熱田さん」と呼ばれているのがわかりますね。
今回の記事では、ご利益やパワースポットがたくさんある熱田神宮について記載しています。
あなたが熱田神宮参拝に行かれるとき参考になれば幸いです。
■前回の記事はこちらから
花の窟(はなのいわや)神社は日本最古の神社、白く光ってみえる巨石のパワーは神々の母(アクセス)(御朱印)
目次
霊妙なる神剣が鎮まる熱田神宮
熱田神宮は、伊勢神宮と同じ神明造りで 格式が高い神社です。
熱田大神のご神体は「草薙の剣」です。
「草薙の剣」は、スサノオがヤマタノオロチを退治したとき、切った尾から出てきたと伝わっています。
それが、三種の神器の一つです。
日本武尊は、景行天皇の命により国を平定するたびに出ましたが、現在の神奈川県あたりで敵に葦の草原に誘い込まれ火をかけられてしまいました。
葦はみるみる燃え広がり、ヤマトタケルは炎に囲まれてしまいました。
絶体絶命!!
そこで、持っていた剣で回りの草を切りはらい、逃げることができました。
剣で草を薙ぎ払ったことから「草薙の剣」と名づけられ、それを、熱田神宮に祀られました。
ご祭神 熱田大神(あつたのおおかみ)
相殿神
天照大神( あまてらすおおかみ)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
宮簀媛命(みやすひめのみこと)
建稲種命(たけいなだねのみこと)
神剣は日本武尊の実績に見るように、知恵と勇気を兼ね備えた象徴として崇められています。
「熱田」(あつた)という地名の由来は
「尾張国熱田大神宮縁起」によれば、楓の樹が突然に燃え、田に倒れていつまでも燃え続けていたため田が熱くなったことにより、この地を「熱田」と呼ぶようになったと言われています。
熱田神宮は、他にもたくさんの伝説やパワースポットがあります。
お楽しみに~ヽ(^o^)丿
白木造りの大鳥居をはじめとして、熱田神宮の社殿は、穏やかな風情に満ちています。
参拝者数は年間約700万人。
緑豊かな木々が、参拝者の心を癒してくれます。
熱田神宮を効率よく参拝するルート

拝殿の近く。 大きな木をたくさんの絵馬が取り囲んでいます。
南門の右側から順に歩くルートがいいように思います。
私たちは、まず本宮からお詣りさせていただきました。
南門から本宮まで約5~6分ぐらいです。
思っていたより早く着きました。
本宮の参拝が済み再び南門に戻りました。
さあ~ここから再び出発です。
熱田神宮の境内案内図の番号により紹介。

熱田神宮で頂いた案内図です。 本殿の右側の授与所に置かれています。
この順番に歩きました。
正門(南門)からです。
(43番) 日割御子神社(ひさきみこ)
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(42番)孫若御子神社(ひこわかみこ)
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(36番)南新宮社(みなみしんぐう)
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(35番)楠之御前社(くすのみまえ)
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(34番) 清雪門(せいせつもん)
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(33番)徹社(とおすのやしろ)
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(32番)佐久間燈籠(さくまとうろう)
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(東門)
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(28番)宝物館(ほうもつかん)
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(27番)手水舎
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(17番)六末社(ろくまつしゃ)
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(16番)内天神社(うちてん)
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(15番)大幸田神社(おおさきだ)
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(13番)西楽所(にしがくしょ)
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(12番)ならずの梅
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(8番) 神楽殿(かぐらでん)
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(7番)龍神社(りゅうじんじゃ)
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(6番)御田神社(みたじんじゃ)
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(5番)土用殿(どようでん)
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(4番)清水社(しみず)
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(3番)一之御前神社(いちのみさき)
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(1番)本宮(ほんぐう)・拝殿
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(9番)授与所(お守りや御朱印)
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(10番)祈祷殿(きとう)車祓い
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(14番)信長塀(のぶながべい)
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(25番)千秋閣(せんしゅうかく)
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(21番)大楠(おおくす)
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(24番)客殿
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(26番)又兵衛(またべい)
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(20番)龍影閣(りょうえいかく)
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(22番)みなも神殿
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(23番)菅原社(すがわらしゃ)
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(西門)いったん外に出て右側に向かって歩きます。
歩いていくと、自動車のお祓いの入り口があります。
その向こうに神社があります。
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(46番)下知我麻神社(しもちかま)
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(29番)休憩所 名物のきしめんが食べられます。お土産あり。
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(30番)南神池(みなみしんいけ)
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(31番)二十五丁橋(にじゅうごちょうばし)
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(南門)を出ます。
南門の左側に別宮があります。ここで御朱印を頂きます。
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(2番)別宮八剣宮(べつぐう はっけんぐう)
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(37番)上知我麻神社(かみちがま)
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(38番)大国主社(おおくにぬししゃ)
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(39番)事代主社(ことしろぬししゃ)
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(41番)(社務所)お守りと御朱印2種類
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(40番)太郎庵椿(たろうあんつばき)
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(44番)相撲場 私は見過ごしてしまいました。
所要時間は1時間30分くらいでした。
時間の都合で宝物館には寄れませんでした。
熱田神宮の個別の紹介とパワースポットとご利益
熱田神宮のご利益は、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣・交通安全・縁結び・厄除け・安産・学業・招福・たくさんありますね。
個別に見てみました。
他にもまだたくさんパワースポットがあると思いますので、楽しんで探してくださいね
(^o^)丿
私の参拝した順です。
正門(南門)は俗界と神域を分ける門。
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(43番)
日割御子神社(ひさきみこ)

日割御子神社
ご祭神
天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)
古代中国から伝わった「占術」が執り行われていたのではないかと思われます。
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(42番)
孫若御子神社(ひこわかみこ)

孫若御子神社
ご祭神
天火明尊(あまのほあかりのみこと)
元は境内の違うところに鎮座されていましたが、明治7年に今の場所に遷座されました。
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(36番)
南新宮社(みなみしんぐう)

朱色の社殿
ご祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
疫病退散、無病息災パワー
神宮で唯一の朱塗り社殿です。
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(35番)
楠之御前社(くすのみまえ)

楠之御前社
ご祭神
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
地元の人は「子安の神」とよばれ安産の神として信仰されています。
本宮授与所で授与する鳥居に、干支(えと)や氏名を書いて奉献すると、願いが成就するとされています。
心身の健康と安全にもご利益があります。
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(34番)
清雪門(せいせつもん)
俗に不開門(あかずのもん)とよばれる門。
その由来は、天智天皇の時代に、新羅(しらぎ)の僧が神剣盗んだ時に、 この門を通ったことから不快に思い閉ざしたとか。
肝心なところ~写真を撮るのを忘れてしまったようです(>_<)
すみません。
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(33番)
徹社(とおすのやしろ)

徹社
ご祭神
天照大神 の和魂(にぎたま)
愛と優しさに恵まれます。
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(32番)
佐久間燈籠(さくまとうろう)

佐久間燈籠
日本三大燈籠の一つ。
高さ全長:約7.45mもあります。
寛永7年(1630) 、武将・佐久間大膳亮勝之によって寄進されました。
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(東門)

東門

東門から入ってすこし行くと左側に素敵な小径がありました。
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(28番)
宝物館

宝物館
皇室をはじめ、将軍、藩主、一般の篤志家などから寄進された資料約6000点を収蔵特に刀剣が充実しています。
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(27番)
手水舎

手水舎
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(17番)
六末社(ろくまつしゃ)

樹に覆われて見にくいですね。

中に入っていくと、神社が並んでいます。
六末社は乙子社(おとこしゃ)
素戔嗚神社(すさのおじんんじゃ)
今彦神社(いまひこじんじゃ)
水向神社(みかじんじゃ)
姉子神社(あねごじんじゃ)
日長神社(ひながじんじゃ)
の6つの神社のことです。
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(16番)
内天神社(うちてん)
ご祭神
少彦名命(すくなひこなのみこと)
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(15番)
大幸田神社(おおさきだ)

大幸田神社
ご祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
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(13番)
西楽所(にしがくしょ)

西楽所
貞享3年(1686)に徳川綱吉によって再建された建物で舞楽神事ではここで楽が奉されます。
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(12番)
ならずの梅
西楽所の北にある梅の古木。
花は咲くが実がつかないためこの名があります。
しかし、春には見事な花を咲かせます。
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(8番)
神楽殿(かぐらでん)
神楽や祈祷を奉仕する社殿。
平成21年に創祀1900年の記念事業として新しく造営されました。
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(7番)
龍神社(りゅうじんしゃ)
ご祭神
吉備武彦命(きびたけひこのみこと)
大伴武日命(おおともたけひのもこと)
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(6番)
御田神社(みた)

御田神社
ご祭神
大年神(おおとしのかみ)
「年」の字は、穂が実るという意味を表しており、その名の通り五穀豊穣の守護神です。
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(5番)
土用殿(どようでん)

土用殿

土用殿の立て札
神楽殿の北にある御殿
もとは草薙神剣を奉安する建物で、旧本殿の東に鎮座していました。
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「こころの小径」の案内があったので散策。
途中に大きな楠がありました。

大きな楠 注連縄がかかっているので神木の中の一つですね
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(4番)
清水社(しみず)

お参りして美しくなりましょう。

少し解りにくいですが、水の中に光が当たっているところに石があります。その石に3回続けてかけることができると願いが叶います。
ご祭神
みずはの女神
楊貴妃伝説にまつわる美のパワースポット。
目の神様と美肌の神様。
神楽殿の東側の「こころの小径」の途中にある「清水社」。
この裏手にある湧き水の中央に、苔むした石があります。
これは楊貴妃の墓の一部だという伝説があり、この水で肌を洗うとキレイになるとかいわれています。
そして湧き水の中にある石に3回水がかかれば願いが叶うといわれています。
一緒に行った妹と真剣に息を止めて勢いよく3回かけました。
2人とも無事3回続けてかかりました。
いいことありそうだ~!
もう一つ、平家の武将・平景清(たいらかげきよ)が眼病を患った時、この水で目を洗ったところ回復したと伝わっています。
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(3番)
一之御前神社(いちのみさき)

写真NGなので立札のみ
ご祭神
天照大神 の和魂(にぎたま)
勇気を頂けるパワースポット
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(1番)
本宮(ほんぐう)拝殿

本宮の拝殿
ご祭神
熱田大神(あつたのおおかみ)
外玉垣御門(そとたまがきごでん)と四尋殿(よじんでん)を併せて拝殿と称しています。
家内安全・商売繁盛・五穀豊穣・交通安全・縁結び・厄除け・安産・学業・招福にご利益。
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(9番)
授与所

授与所 境内の案内地図があります。
ここでお守りや御朱印を頂きます。
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(10番)
祈祷殿(きとう)車祓い
車祓いを受けることができます。
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(14番)
信長塀(のぶながべい)

信長塀
織田信長が桶狭間の出陣の際、熱田神宮で戦勝を祈願しました。
大勝したお礼として奉納したものです。
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(25番)
千秋閣(せんしゅうかく)
昭和25年(1950)に竣工した数寄屋造(すきやづくり)の茶室。
名前は、旧大宮司・千秋家の松の大木を使ったことによります。
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(21番)
大楠(おおくす)

大きいですね~

卵が入っています。

穴が開いています。ここから入るのか~なぁ~?
空海さんが手植えしたといわれる楠です。
ここには、2メートルもある大きな蛇さまが住んでいるとのことです。
大楠の前に卵が何個か置かれていました。
これは、蛇さまのお食事です。
時々、カラスに横取りされるらしいです。
卵を食べにくる蛇さまに遭遇すると、縁起がいいとのことです。
蛇さまなので金運アップですね。
蛇さまのお姿を見たら、宝くじを買うといいですね。
高額当選かもヽ(^o^)丿
私は、ラッキーなことに新しい注連縄に交換するのを拝見できました。
本当はこの日ではないそうです。
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(24番)
客殿
客殿
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(26番)
又兵衛(またべい)
合掌造りの原型と言われる江戸時代前期の建物です。
茶室として使用。
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(20番)
龍影閣(りょうえいかく)
名古屋博物館の品評所として建設され、明治天皇の巡幸(じゅんこう)の折り、休憩所として利用されました。
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(22番)
みなも神殿
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(23番)
菅原社(すがわらしゃ)

菅原社
ご祭神
菅原道真公
学問の神様、菅原道真が祀られています。
合格と学問にご利益があると言われています。
合格祈願の絵馬を奉納することもできます。
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(西門)いったん外に出て右側に向かって歩きます。
歩いていくと、自動車のお祓いの入り口があります。

結婚式場の裏あたりになります。
その向こうに神社があります。
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(46番)
下知我麻神社(しもちかま)

西門から一度出ないと神社には行けません。
ご祭神
真敷刀俾命(ましきとべのみこと)
旅先で安全に過ごせるご利益。
下知我麻神社の石を持ち帰り、願いが叶ったら倍の石を奉納するという珍しい風習も伝わっています。
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(29番)
休憩所 名物のきしめんやきよめ餅が頂けます。
お土産も販売しています。

ツルツルのきしめん頂いてください。疲れたら、お抹茶ときよめ餅
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(30番)
南神池(みなみしんいけ)

南神池 亀の形の石の上にたくさんの亀さんが乗っかっています。
二十五丁橋ときしめんが頂けるお店の裏あたりにあります。
素晴らしい景色で、休憩するのにぴったりの所です。
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(31番)
二十五丁橋(にじゅうごちょうばし)

西行法師が休んだ橋
名古屋最古の石橋。
板石が25枚並んでいることからこの名がついたといわれています。
美しい半円形の石橋で、西行法師がこの橋に腰かけて涼んだと伝わっています。
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(南門)を出ます。
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南門の左側に別宮があります。ここでも御朱印が頂けます。
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(2番)
別宮八剣宮(べつぐう はっけんぐう)

八剣宮
ご祭神
熱田大神(あつたのおおかみ)、ほか五柱
社殿の建築様式は本宮と同様で、年間の祭典・神事も全て本宮に準じて執り行われています。
武門からの信仰が篤く、武将の織田信長や徳川綱吉らによって、社殿の修造・造営が行われてきました。
太郎庵椿という名の名木があり 、11月末~ 3月まで美しい淡紅色の花を咲かせます。
樹齢300年以上とされます。
別宮八剣宮は本宮と同様のご利益があります。
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(37番)
上知我麻神社(かみちがま)

左右に大国主命と事代主神があります。
ご祭神
乎止與命(おとよのみこと)
知恵授け・合格祈願・商売繁盛にご利益あり。
毎年、1月5日の「初えびす」には、家内安全・商売繁盛を願う人々で賑わいます。
「知恵の文殊様」としても有名です。
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(38番)
大国主社(おおくにぬししゃ)

大国主社
ご祭神
大国主命(おおくにぬしのみこと)
大黒様で知られている大国主大神が祀られています。
縁結びにご利益があります。
大黒様は財富の神様なので、財運アップにもご利益がありますね。
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(39番)
事代主社(ことしろぬししゃ)

事代主社
ご祭神
事代主命(ことしろぬしのみこと)
恵比須様を祀っています。
商売繁盛。
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(41番)
(社務所)お守りと御朱印2種類

知恵がなければ勝負も勝てぬ
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(40番)
太郎庵椿

鳥居の向こうの真ん中に立っている木が太郎庵椿です。
太郎庵椿という名の名木があり 、11月末~ 3月まで美しい淡紅色の花を咲かせます。
樹齢300年以上とされます。
この椿は、高田太郎庵という茶人が愛好したことから名づけられました。
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(44番)
相撲場
相撲好きな方は、ぜひ寄ってください。
私は、うっかり忘れてしまいました。
名古屋場所の1週間前の土曜日に「奉納土俵入り」が執り行われます。
混雑しますが、「奉納土俵入り」見学したいですね。
熱田神宮の伝説
お守りの中に伝説の書かれたものが入っていました。

伝説の書かれた紙
熱田神宮の神鶏は「神様の使い」?

神鶏?
天照大神が天の岩戸に隠れてしまった有名な話があります。
その時に能力を発揮したのが鶏です。
天照大神は自分が岩戸の中に隠れている限り、朝が来ないはずなのに、鶏が「コケコッコー」と 鳴いたので、不思議に思い 顔を覗かせてしまい天の岩戸が開いたという話です。
つまり鶏の鳴き声で天岩戸は 開いたということです。
鶏はこの時の功績を認められ「神様の使い」 になりました。
そのため、鶏を「神鶏」と呼びます。
一応、鶏と遭遇しましたが・・・「神鶏」?
ちょっと違うのかな~。
まぁ、鶏には違いない。
ということで、ありがたく 「神鶏」様を写真に収めました。
いいことがありそう(^_^)
ハクチョウとなった日本武尊((やまとたけるのみこと)
熱田神宮には白鳥のお守りがあります。
なぜなのでしょうか?
これは熱田神宮の祭神、日本武尊のハクチョウ伝説にちなんだものです。
真っ白な白鳥は古来より聖なる霊鳥として信仰されてきました。
日本神話に登場する日本武尊は父である景行天皇の命を受けて 各地の抵抗勢力を打ち倒しましたが、伊勢国能褒野(のぼの)で力尽き、葬られました。
その後、日本武尊は1羽のハクチョウとなり、天高く上り 故郷に向かって飛び去ったということです。
この守りは、招福、安産などにご利益があるとされています。
白鳥は姿が美しいので、霊鳥としてふさわしいですね。
草薙伝説(くさなぎ)
熱田神宮祭神の一柱(ひとばしら)「日本武尊」現静岡県焼津市あたりで敵の火攻めにあいましたが、剣で周囲の草を薙ぎ倒し難から逃れることができました。
剣は草薙神剣と呼ばれるようになり、その後は安定した国づくりを成し遂げられました。
このことから、厄除け・災難除けなどにご利益があるとされています。
蓬莱伝説(ほうらい)
東の海に蓬莱島があり、不老不死の仙薬(せんやく)があると中国では伝えられています。
古来、熱田神宮は別名「蓬莱島」とも呼ばれていますが、蓬莱とは人間が願ってやまない不老不死の楽園を意味し、熱田神宮が老いを知らないユートピアであることを意味します。
熱田神宮はその蓬莱であると、鎌倉時代後期の「渓嵐拾葉集」という書物などに書かれています。
1412年に奉納された鏡や蒔絵箱には蓬莱文様を描いているのは、こうした伝承によるものといわれています。
また、熱田大神が中国に渡って楊貴妃となった話は有名です。
これも蓬莱伝説の中で生まれた物語です。
このことから、健康・長寿・回復などを願い参拝されます。
信長伝説
織田信長は桶狭間の戦いの前に熱田神宮で勝戦を祈り戦いに挑み、見事に今川義元を打つことができました。
このことから、開運・金運・成就運・勝運・仕事運などとともに男らしさにあやかりたいと願う多くの人が参拝されています。
信長公が熱田大神様に戦勝のお礼として 寄進されたのが、 当時の御正殿を囲むように建てられた築地塀(ついじべい)で、信長 塀 と呼ばれています。
空海さんが手植えした大楠のしめ縄張り替えに遭遇!

お祓いが終わって本殿から戻ってきました。

再びお祓いです。

古いのを取り外します。

新しいのを取り付けます。
なぜか、大楠をもう一度見たいと思い、大楠まで戻りました。
そうしたら、なんと!!
空海さんの手植えしたといわれている大楠の注連縄を新しいのと掛け替えるというのです。
本当はこの日ではないのですが、6月5日の熱田まつりに備えてすることになったようです。
長さ10m・太さ10㎝・重さ30㎏です。
新しい注連縄を本殿でお祓いをしてから大楠にかけられます。
本殿から帰ってくるのを、ワクワクしながら待ちました。
注連縄の掛け替え、しっかり拝見させていただきました。
その時に、心地よい風が吹き、大楠の小さい花のようなものが雪のように降ってきました。
空海さん!ありがとうございました~\(@^0^@)/やったぁ♪
他にも大きな楠がありました
無料駐車場について
境内の駐車場は全て無料です。
嬉しいですね。
我が地元の伊勢神宮は、すべて有料なんですよ~。
ちょっと、優しくないですね。
以前は、無料だったのですが・・・(-_-;)。
熱田神宮の駐車場全て合わせると約400台駐車できます。
南門駐車場 :約60台 7時頃~17時まで ひつまぶし食べるなら南門。
西門駐車場:約40台 24時間空いていて、国道19号線に面しているので入りやすい。
東門第1駐車場:約90台 9時頃~17時まで 東門は置ける台数が多い。
東門第2駐車場:約45台
東門第3駐車場: 約145台
お祓い専用駐車場:約10台 8時30分~16時まで
自動車のお祓い 事前連絡 TEL 052-671-4152
土曜・日曜・祝日は境内駐車場は午前中にはほとんど満車になります。
入りやすいということから、西門が早く満車になるようです。
年末年始12月31日~1月5日までと熱田祭りが開催される6月5日はすべて閉鎖されます。
一方通行の所があるので注意が必要です。
心配な方は、熱田神宮社務所でたずねてください。
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
TEL 052-671-4151
御朱印と御朱印帳・お守り
熱田神宮では御朱印のことを「御神印」と書いてありました。
御朱印代は、「お気持ち」とあります。
ほとんどの神社仏閣の御朱印の値段が300円なので、300円納めさせていただきました。
値段は、決まっているほうが・・・。
御朱印帳は1000円でした。
お守りは身体守と勝守です。
身体守は妹がプレゼントしてくれました。
優しい妹です。
私は自分で勝守を購入しました。
いろいろなものに負けないように・・・。
織田信長も熱田神宮で勝利祈願をしています。
お守りと御朱印です。

お守り

別宮の上知我麻神社と別宮八剣宮の御朱印

熱田神宮の御朱印

御朱印帳(表)1000円 とてもシンプルですが、気品があります。

御朱印帳(裏)
鰻の蓬莱軒の予約は?

蓬莱軒
私のもう一つの目的は名物のひつまぶしを頂くことです。
この目的を達成するために、熱田神宮「南門 」の駐車場に車を止めました。
南門から「あつた蓬莱軒 神宮店」までは 横断歩道を渡ってまっすぐ50歩ぐらい歩いたところところにあります。
ここでお店を見つけられない人は0% と考えられます。
私は、予約を取らないと時間のロスになると思い、急いで歩き順番に並びました。
振り向いたら・・・2人がいない?
主人と妹は蓬莱軒が見えているのにも関わらず右に曲がってしまい 迷ってしまったそうだ。
なんで?
この二人は耐えられないほど面白い・・・もう笑うしかない\(^o^)/
お店を見つけられなかった人約2名いました( ゚Д゚)
本題の予約の件ですが、情報では午前10時30分から 時間の予約が取れるとありましたので、午前10時10分頃お店に向かい順番に並びました。
3番目でした。
入り口の張り紙を見てみると、午前11時15分から受付します?
みたいなことが書かれていました。
エッ!
午前10時30分に食事の時間の予約を取って、待ち時間を使って熱田神宮をもうすこし散策するつもりだったのですが・・・。
1時間もここで待つのはもったいないと 思っていたら、主人と妹は 順番に並んでいるから、神社に行って来たらと言ってくれたので、私は熱田神宮に戻り、別宮の八剣宮を参拝しました。
まだ時間があったので、大楠をもう一度見たいと思い、大楠まで戻りました。
先ほど「空海さんが手植えした大楠のしめ縄張り替えに遭遇!」にも記載したのですがラッキーな出来事でした。
新しい注連縄の交換するのを拝見していたら丁度いい時間になったのでお店に戻ることにしました。
私の注文はひつまぶしと決まっていて主人に頼んでおいたので、 開店の11時30分ギリギリに着いても、大丈夫だと呑気にしていたのですが・・・。
ここのお店は、 全員が揃わないと席に案内していただけないようです。
(⌒▽⌒;) オッドロキー
全員が揃わないと後回しになりますので気をつけてくださいね。
値段はひつまぶし3900円でした。
美味しく頂きました。
おわりに
熱田神宮は、たくさんの神社があり、ご利益や、パワースポットが楽しめます。
そして、6月5日には「熱田まつり」と呼ばれている「例祭」があります。
「熱田まつり」は一番大きなお祭りになります。
この日に、参拝に行かれると、より一層いいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
■次回の記事は
三重県の北畠神社、 狐に助けられた雪姫伝説と開運招福・厄除けのご利益 ・御朱印・アクセス
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花の窟(はなのいわや)神社は日本最古の神社、白く光ってみえる巨石のパワーは神々の母(アクセス)(御朱印)
