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御田植式は日本三大御田植祭の一つ国の有形文化財に指定
毎年6月24日の御田植式は日本三大御田植祭の一つとして有名です。
国の有形文化財に指定され特に漁師さんと海女さんの篤い信仰があります。
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
この記事ではイソベさんと親しみをもって呼ばれている伊雑宮について記載しています。
この記事があなたの、お役に立てることができれば嬉しいです 。
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内宮(皇大神宮)の別宮の一つ 風日祈宮(かざひのみのみや)は雨風の災害がないよう 、そして五穀豊穣を祈ります。
御祭神と伊勢神宮の内宮の別宮すべて
皇大神宮の別宮として、天地(あめつち)の内に隈なく 光が照り徹(とお)ると讃えられる大御神の御魂をお祭りしています。
伊雑宮の御祭神
天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)
正宮は皇大神宮
内宮の別宮のすべて。↓
別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)
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別宮 月讀宮(つきよみのみや)
ここからどうぞ↓
別宮 瀧原宮(たきのはらのみや)
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別宮 伊雑宮(いざわのみや)
この記事です。
伊雑宮 見事な「巾着楠」のパワー
別宮 風日祈宮(かざひのみのみや)
ここからどうぞ↓
別宮 倭姫宮(やまとひめのみや)
ここからどうぞ↓
場所はどこにあるの

ここを左に曲がっいてください。道は広いです。間違えないように
場所は伊勢神宮から少し離れた志摩市磯部町上之郷にあります。
とても穏やかな感じのする場所です。
車で行かれる方は、標識は大きいのですが少し見えづらいところにあるため通り過ぎてしまう
可能性があります。
実は・・・私が通り過ぎてしまいました(-_-;)
しかし、通り過ぎてもその先にまた看板があり細い道を入って少し行くと左側に伊雑宮の大きな標識がありますのですぐわかります。
駐車場も広くもちろん無料です。
伊勢神宮の内宮さんだけは有料(1000円)です。
内宮さんも無料にしてほしいな~!!
トイレも車椅子で入れます。
伊雑宮の由緒と歴史
伊雑宮は約2000年前、第11代垂仁天皇の御代といわれています。
延暦23(804)年、朝廷に提出された『皇太神宮儀式帳』にも官名が見えることから少なくともそれ以前から神宮の別宮として位置づけられていたと考えられています。
鎌倉時代に編集された『吾妻鏡』には、源頼朝が神宮に祈願した際、神馬を伊雑宮に贈ったと記されています。
この頃、神領を守るため、いろいろ奮闘しましたが室町時代以降は力が衰えてしまい、江戸時代には2度の仮殿遷宮は地元磯部の人たちの手によって行われました。
伊雑宮の神格を高めようと、磯部の御師の間に内宮、外宮の両宮は伊雑宮の分家であるとい主張が生まれます。
色々な説を立て、再三、神訴 しましたが、 明暦4年朝廷からの裁決によって伊雑宮は内宮の別宮と定められました。
もし伊雑宮の分家が内宮外宮の両宮になっていたら・・・
なんだか考えられないですね。
今の状態で裁決されて良かったです。
やはり神様の代表は伊勢神宮のほかにはないですね。
伊雑宮の「巾着楠」

一部が、言わざるのお猿さんに見えました。

よくぞ持ちこたえていると感じさせる木!!

なんでしょう~ また、また、斜めの大木
巾着楠はすごい大胆な形で根付いています。
樹齢約700年といわれる 「巾着楠」です。
表面には苔が生え 、この木の根っこはどこまで続いているのかと思わせるぐらいどっしりと存在感を表しています。
とても強いエネルギーが蓄えられている気がしました。
伊雑宮では巨木が生い茂る原生林は、立ち入り禁止となっています。
残念なことにその立ち入り禁止の中に「夫婦杉」があるのです。
住職さんに写真を見せていただきました。
二本がまっすぐ平行に 仲良く並んで生えています。
実物を触ってパワーをいただきたかったのですが・・・ちょっと残念でした。
しかし、私が一番合いたかったのが「巾着楠」でしたので・・・なんてことないです。
「巾着楠」は、やはり何かを持っていますね~ヽ(^o^)丿
嬉しくなりました。
どんな、パワーを頂けたのか?
楽しみです。
目立つところにある伊雑宮の井戸
まだ新しい感じがする井戸が ありました。
きちんと囲いがされ、中に塵や埃が入らないように蓋がされていました。
この井戸水は「倭姫」もう飲んでいたといういい伝えもあるようですが・・・?
蓋を開けて中を覗いてみたくなりましたが・・・柵の中には入れません。
丁寧に柵まで されていると、蓋を開けるととんでもないパワーが溢れ出るのではないか・・・
いえ、いえ! やはり危ないから柵がされてるのでしょう。
伊雑宮にある「勾玉池」(まがたまいけ)
形が勾玉に似ているからつけられているようです。
水のパワーがあるのかとワクワクしながら近づきましたが・・・
枯れ葉が落ちていたりして美しさに欠け少しがっかりしました。
また緑の美しい時期に伺いたいと思っています。
日本三大御田植祭の一つ
国の重要無形民俗文化財に指定されています。
日本三大御田植祭は志摩の伊雑宮の御田で「磯部の御神田」(6月)、千葉の「香取神宮御田植祭」(4月)、大阪の住吉大社の「御田植神事」(6月)です。
伊雑宮の御田植式は、毎年、宮域の南に隣接する御料田で6月24日に、花菅笠を被った早乙女や、赤い振袖の少女の姿で田船に乗る太鼓打ちの少年、 素襖烏帽子(すおうえぼし)の囃子方(はやしかた) など、色鮮やかな装束を着た地元の人々によって華やかに行われます。
参拝の後、早乙女などが田に下り、 手を取り合って回る「苗取り」が行われます。
次に、田の畔に建てられた大うちわを3度扇いでて倒します。
その後竹を奪い合う「竹取り」が行われます 。
その後田植えとなり、一列に並んで植えていきます。
この時、太鼓や笛などで景気よく囃します。
午前10時から始まり夕刻まで1日かけて行われる行事です。
まとめ
住職さんがとてもいい方でお話をたくさんしていただきました。
伊雑宮さんはやはり伊勢神宮の内宮さん外宮さんと特別につながっているようです。
伊勢神宮に参拝に来られる時には、伊雑宮も予定に入れてくださいね。
6月24日には盛大な日本三大御田植祭一つの御田植祭もあります。
詳しくはお電話で訪ねてください。
住所 志摩市磯部町上之郷3374
電話 0599-55-0038
アクセス
三重交通バス 伊勢道路経由30分「川辺」下車徒歩約10分
近鉄志摩線 上之郷駅下車徒歩約3分
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この記事があなたにとって、 有意義なものになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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内宮(皇大神宮)の別宮の一つ 風日祈宮(かざひのみのみや)は雨風の災害がないよう 、そして五穀豊穣を祈ります
追記
最近、地震が頻繁に起きていますね。
気を付けなければいけない時期に来ています。
さらに台風は以前とは違って威力の強いものになっています。
災害に備えての準備が大切ですね。
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