
経文を右手に持っているのが特徴です。 ちょっと怖い顔になってしまいました。絵の評価はNGで
第2祖・龍智菩薩の長寿と、凄い超能力!!
にわかには信じがたいことでも、 どうしてこのようなことが伝わったのか?
この記事では、龍智菩薩(りゅうちぼさつ)について記載しています。
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。
あなたにとってこの記事が役立つことができれば幸いです。
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龍智菩薩の長寿が譬(たと)えるもの
龍智菩薩(ナーガボーディ)は伝持(でんじ)の第一祖の龍猛菩薩の弟子であり後継者でもあります。
密教について学び、 厳しい修行を成し得たインドの高僧です。
龍智菩薩は長寿の秘法で700年以上生きたとされ、その上30歳位のような若々しい姿を保っていたと伝えられています。
そして、長期にわたり、たくさんの人々を救済してきました。
人々を助けるために、長生きされたのでしょう。
図像の特徴としては、龍猛から授かった密教の経文を右手に持っています。
八祖 の中で「菩薩」と呼ばれるのは龍猛 と龍智の二人だけ
この二人の菩薩は秘密裏の伝道を基本とする、いかにも「密教」の相承者(真理の具現者)らしい神秘的な伝説に包まれています。
※相承者とは師から弟子へ代々、仏の悟りの本体を伝え受け継ぐこと。
※具現者とは実際に具体的な形に表すこと 。
龍智はベンガル地方のバラモン出身ではありましたが、 豊かではない家庭で育ちました。
そのため時には盗みを働いてしまうこともありました。
どうしようもなく龍智は追い込まれた時、龍猛 から「私の財宝は他の人のたしのためにある。盗む必要はない。好きなだけ食べていきなさい」と施しを受けました。
このことがきっかけで 龍智は発心しました。
龍猛とはかなり動機は違いますね。
龍猛は欲望から、龍智は貧困からですね。
※発心とは仏語。悟りを得ようとする心を起こすこと、仏門に入ること。
師(龍猛)から秘密集会の灌頂を授けられるなど、厳しい修行などを行いました。
貧しい家庭のマイナスから厳しい修行によりプラスへと、大きな転換を得て龍智は菩薩の最高位とされる十地 (大乗仏典『十地経』)にまで到達しました。
天に昇ることも地に潜ることも自由自在であったとされています。
空間をこえてどこにでも行ける能力「救いたい人を自在に救える大悲」 まで至ったとされます。
唐からインドに来た不空三蔵にも教えを伝え、「西遊記」で有名な唐の高僧の玄奘三蔵にも中観論などを教え伝えたといわれています。
晩年、師の龍猛がいるしシュリー山に登った龍智はさらに修行を重ね、「 初めから何も存在していない」という 事物の空性(くうしょう)に気づいて大きく執着を離れました。
11世紀頃には「法身普賢」として、あまねく諸仏を生みだす最高位の存在にまでたどり着きました。
伝説では700年以上もの間生きたとされる龍智 。
長寿を保ったことは激しい求道心のあらわれだったのでしょうか。
究極の悟りを得るためには、菩薩さまであっても長い時間が必要だったのでしょうね。
まとめ
時空間を超えてどこにでも人を救いに行ける能力は凄いですね。
あなたも時空を超えて異次元に行けたらどこに行きたいですか?
私は、平和なところがいいです。
地震、雷、火事、(おやじ?)のないところ、間違えました!( )の中は台風と置き換えてください(^_^)
冗談はさておいて、龍智菩薩さまは、今でもシュリー山 で生き続けて、人々を救い続けているということです。
高野山のこ弘法大師空海さまとよく似ているところがありますね。
空海さまも「同行二人」といって、常に共にあるという意味で弘法大師空海さまが寄り添っていてくれるというのです。
この言葉だけでも、一人ぼっちじゃない!!
力強いですねヽ(^o^)丿
高野山の奥之院の御廟で生きていて、人々を救い続けてくださっています。
その証拠に、高野山では毎日、朝、夕と食事を2回、空海さまのところに運んでいます。
この記事はこちらから見ることができます。
私たちにとっては、心の拠り所として、いつまででも生き続けていてほしいものです。
追記
最近、地震が頻繁に起きていますね。
気を付けなければいけない時期に来ています。
さらに台風は以前とは違って威力の強いものになっています。
災害に備えての準備が大切ですね。
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