高野山での写真です。↑ 心穏やかになります。
日常生活を円滑に送るための仏教起源の言葉
「冗談を言う」「会釈」 「行儀」など、日常を規律正しく、そして楽しく送るためには必要なことではないでしょうか。
「会釈」することにより、親近感が湧きます。
お仕事での商談がある時など物事がスムーズに運びそうですね。
そして硬い話ばかりでなく、「冗談」なども少し取り入れて話をすると、その場が和みます。
しかし「行儀」の悪い冗談はしない方が賢明ですね。
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことやオカルト的なことも好きな、聖佳と申します。
この記事では、仏教に由来する言葉の中から「冗談を言う」「会釈」 「行儀」について解説しています。
仏教が起源の言葉を、楽しんでいただけたら幸いですヽ(^o^)丿
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仏教に由来する言葉「方便」「ありがとう」「おかげさま」「大丈夫」現代の使い方とは違う?
冗談は大好きですが、度が過ぎると大変なことに!!
軽い冗談はいいのですが、度が過ぎると笑えないですね。
冗談は周りの様子を見ながら適度に使うと効果を発揮します。
しかし、行き過ぎた冗談、滑ってしまった冗談は北風が吹きます。
ひゅ~!!寒いなんて言われないように気をつけましょうヽ(^o^)丿
★「冗談をいう」の意味
現代の若者に、この語の意味を問うと、案外と「ふざけたことを言うこと」「ギャグを言うこと」なんて答えが返ってきそうですね。
私も若いので、そう考えていますヽ(^o^)丿
冗談!冗談!
日常、ふざけた行動や言葉を使う時に「冗談をいう」と使いますね。
「冗」は、暇とか無駄とかいう意味を持っています。
ということは 、暇をつぶしたり無駄な話をすることであり、決して笑いをとったりするものではなかったということです。
あれれ~? 無駄話ですか?
仏教ではこの言葉はどんな意味を持っているのでしょうか。
この場合は仏教の修行に関係のない、役に立たない話が冗談とされていました。
しかし、 仏教がこれまで信仰されてきたのは、お釈迦様の話術は一流で、今で言う冗談をうまく取り入れてきたからではないでしょうか。
ちなみに、私は冗談で固まってできている人間ですヽ(^o^)丿・・・
笑いがないと生きていけない!
自分の人生のカウントダウンをしながら、楽しい毎日を送っています。
80歳まで生きるとして、あと14~15年です。
少ない~! いや、いや、あと15年もある~たっぷりある!
「どっちやねん!」(笑)
役に立たない冗談話をすみません(^-^;
★「会釈」の意味
会釈を交わす、会釈をするなど会釈とは軽く挨拶を交わすと理解されています。
すれ違った時に軽く頭を下げてにっこりとする。
会釈をした方もされた方も、すごく気持ちがいいものですね。
しかし、美人の女性は、男性に会釈するときは、気をつけてくださいね。
相手が勘違いして、自分に好意があるのではと考えてしまうと大変です。
ここでストーカーを一人つくってしまいそうです。
程よい笑顔で・・・
では、仏教ではどうとらえられているのでしょうか?
仏教では「利会通釈」(りえつうしゃく)を略したものとされています。
これは、互いに矛盾するように見える説を照合して、その間に、合い通じる意味を見出して融和させることで、これはまた、「会通」(えつう)とも呼ばれました。
なかなか難しいですね。
それがやがて相手の気持ちを考え、心配りをするという意味になり、 現在の我々が思っている、軽い 挨拶となりました。
しかしこの会釈により、自分が相手に対して敵対心がないということも表しているので、会釈は必要ですね。
知っている人に、無視して素通りされたら、一日気分悪いですね。
私、あの人に何か悪いことした?・・・と考えてしまいますよね。
どんなブサイクな私でも笑顔で会釈すれば好感が持てると確信しています。
★「行儀」の意味
行儀の「行」は 動作とか行為のことを言います。
「儀」は規則と捉えます。
「行住坐臥」(ぎょうじゅうざが)僧侶の日常はこの文字に全て込められています。
つまり、四つの動作(歩く、止まる、座る、寝る)は戒律にのっとって行われなければならなかったのです。
つまり行儀とは、行為の規律を示したものなのです。
まとめ
仏教起源の言葉には、無駄なものはないですが、不思議なことにも出会います。
あらゆる、所作を規律正しくして楽しく暮らしていきたいですね。
仏教が起源の言葉を、楽しんでいただけたでしょか(^_^)
楽しんでいただけたら幸いです。
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