高野山僧侶の服装でいろいろなものがわかってしまう!!階位や仕事内容まで!!

高野山僧侶の服装でいろいろなものがわかってしまう!!階位や仕事内容まで!!

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「お坊さん」のイメージは、どんなの?

この写真は空海さんのお誕生日6月15日のものです。

お盆参りの時の黒い衣姿、葬儀の時などに見かける色鮮やかな衣装、境内でお掃除をしている時の作務衣姿

お坊さんの装いは宗派などにより違いがあります。

この記事では高野山の僧侶が来ている衣 を紹介しています。

おはようございます。

私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。

弘法大師空海さんに関係のある高野山・伊勢神宮の近隣のパワースポットを探してパワーを頂いています。

私は高野山詣りに行った後、必ず良いことに遭遇します。

なので、高野山バンザイ\(^o^)/

弘法大師空海さんと数々の縁があり、記事を書かせていただいています。

この記事があなたにとって、 有意義なものになれば幸いです。

■前回の記事はこちらから

高野山教報より7月のお知らせ・阿字観体験で日常を離れてみませんか?

平衣(へいい)

僧侶の日常着・正装

高野山の学侶の日常衣である空衣(うつお)は「無位無官の僧侶が着用するもの」で今日では高野山のみ用いられています。

階位に応じて生地、色が定められています。

若い僧侶は簡単な作業にも着用するため木綿を用いることが多く山内の僧侶は平衣として緞子、紋紗をもちます。

空衣に合わせる袈裟は、高野山では新発意(しんぼち)は全て木綿の白袈裟を用い 勧学会に競望し、新衆二日廻しより正絹 白袈裟の着用が許されます。

黒袈裟の着用は、勧学会 2年目を終了し、数えの30歳を迎えなければ着用が許されません。

空衣 (うつお)+如法衣(にょほうえ)

戒を授かる際に着用

空衣に如法衣を合わせる衣体は、得度、受戒、加行(けぎょう)など戒を授かるときや伝授の際などに着用されます。

如法衣は単衣(ひとえ)の七条袈裟 で、お釈迦様の時代からあるインド伝来の律(法)を遵守する律衣であるため、形は小片に裁断した布を接ぎ合わせて方形にし、色は壊色(えしき)に染められており、色も形も法に従っていることから如法衣といいます。

基本的に麻や綿を用い、中僧、高僧 になると羽二重や絹を用います。

僧階による色の規定はないですが無地のものが基本になります。

高野山では木蘭系の色を用いることが多いです。

指貫(さしぬき)+紋白(もんじろ)

晴れの法会での正装

紋白は、 寺紋などを白く染め抜く、もしくは織り出した五條袈裟のことで高野山では「もんじろ」と呼ばれています。

平安時代には法皇などの貴族や高僧が用いていました。

平僧の着用は許されませんでした。

現在、高野山では前官(ぜんがん)・法印が 緋紋白を、それ以外は紫紋白を着用します。

指貫は指貫袴の略で、 裾に紐を通して括り「指し貫く」この意味から名称がつきました。

両脇開きで前後にある前紐、後紐をそれぞれ後ろと前で結んで着用し、法会 の際には紋白、指貫に空衣合わせ、襟元には羽二重帽子をつけ、手には中啓、半装束念珠を持ちます。

襲(かさね)+精好(せいごう)

法会 や儀式での正装

単衣を重ね着することから 襲と呼ばれます。

仕立ては「 僧綱襟」(そうごうえり)と呼ばれる三角に突き出した襟が首の後ろ部分にある以外は、ほぼ空衣と同じです。

空衣より上位の衣ですが、その素材は絹地織柄の空衣があるにも関わらず無地の麻が用いられます。

表裏白色のものと表が黒色のものがあり、学侶の階位によって分けられています。

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腰に石帯(せきたい)呼ばれる帯を直接巻いて締め、襲を着用した際には必ず精好 という精好織りのしなやかなハリを持った生成り色の五條袈裟が合わせられます。

高野山以外ではほとんど用いられることはないです。

襟元には帽子を付け、手には中啓、は半装束念珠を持ちます。

褊衫(へんざん)+如法衣(にょほうえ)

行法を行う際に着用

インドでは「三衣」(さんね)という3種類の袈裟を法衣として、それぞれを1枚、肌にまとっていましたが、比丘尼(びくに)の胸部を隠すのに両肩を隠す形で2枚の着用が許されました。

※比丘尼(びくに)は尼僧

後に仏教が中国へ伝わると、気候や風土、社会習慣の違いもあり、肌の露出を嫌ったことから2枚を襟の部分で縫い合わせ、袖をつけたものが褊衫の原型となりました。

褊衫とは肩の一偏、左肩のみにつけた衣で、片側の袖がない「 偏袖衫(片袖のみの衣)」 の略称が、両袖がついても名称として残ったと言われています。

一般的な着物や通常の衣と異なり左前で着用し、ツーピース型で背中は縫われず、空いているのが特徴です。

律衣のため麻、木綿製が一般的で、三如法色を原則に染められます。

奥之院燈籠堂の行法師は行以外では褊衫のみを着用しています。

袍服(ほうぶく)+衲衣(のうえ)

重要法会での最上装

袍服は法会儀式用の最上の礼服です。

袍(上衣)には僧綱襟がついており、首の後ろで立てて着用します。

色は、高野山では桧皮色(ひわだ)を最上とし、僧綱襟 と石帯は必ず袍服と同生地同色。

緞子、紋紗、紋絽など高級な生地で作製され、無地のものはみられません。

袍服の上に着用する 衲衣(のうえ)は、高野山では特に七条袈裟の甲と縁部分に錦と金襴の赤地を用いたものをいいます。

灌頂や曼荼羅供など様々な大法会で用いています。

この衲衣をつけた職衆を「衲衆」(のうしゅ)「持金剛衆」(じこんごうしゅ)といい、青甲(しょうこう)を着けた職衆を「甲衆」((かっしゅ)「讃衆」(さんしゅう)と呼びます。

表袴(うえのばかま) 羽二重帽子、桧扇を必ずあわせて着用し外では草鞋、鼻高を履きます。

改良服

平 衣を簡略化した普段着

明治時代になって僧侶の肉食、蓄發髪(ちくはつ)、妻帯が許されると僧服以外の着用が認められ、改良された略服が用いられるようになりました。

道中所用なので本来は法衣に分類されませんが、五條袈裟を折りたたんで小さく簡便化した折五條、小野塚五條などの略袈裟を首にかけ真言宗では日常着として着用しています。

法会などに用いることはないです。

色は黒無地が一般ですが茶色、紫色など比較的落ち着いた色味が用いられることもあります。

作務衣(さむえ))

作業服

僧侶が日々の雑事を行う際に着る衣で襦袢(じゅばん)の上に着用します。

着物上部ともんぺを組み合わせた形で、チリやゴミが入らないように手首足首をゴム紐などで縛ってあるものが一般です。

衿と身頃につけた付け紐で結ぶため帯を必要としません。

作業服である作務衣の生地は綿、麻、ポリエステルなど洗濯しやすいもので作られています。

色の規定も特にないのですが無地のものがほとんどです。

衣体の付属品(一部)

まとめ

お坊さんの衣装を見れば今からの仕事がわかります。

衣の色、素材によっても階位がわかってしまいます。

お坊さんの世界も厳しいですね。

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