仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(表情、性格)

仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(表情、性格)

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言葉は一句一言に、はかり知れない力を持っている!!

たった一言によって人生が変わることもあれば、たった一言によって誰かの命を救うこともある。

テレビで政治家がバッシングされるのも言葉の使い方によるものであったりします。

総理大臣や世界の大統領などの一言で、株価が高騰したり下落したりしてしまいます。

先物取引をしている人たちは、総理大臣や世界の大統領の一言、一言に右往左往しているのです。

言葉は人の人生さえも変えてしまいます。

言葉というものは、本当に不思議なものです。

気を付けて使いたいですね。

この記事では、普段使っている仏教から来た言葉で、表情、性格などについて紹介してい

ます。

おはようございます。

私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。

あなたに、仏教が起源の言葉を、楽しんで頂ければ幸いです。

■前回の記事はこちらから

仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(建物)

仏教の言葉で表情や性格が現れているもの

【愛嬌】あいきょう

意味

もともとは、愛敬(あいぎょう)といい、如来さまや菩薩さまの柔和な表情である愛敬相

(あいぎょうそう)から派生した言葉。

今は可愛い、 人に好感が持たれるというニュアンスでこの言葉を用いていますが、本当

は仏さまや菩薩さまの表情を指した言葉です。

つまり、柔和で慈悲深い相をしており、誰もが知らず知らずのうちに敬愛せざるを得ない

ような相が「愛敬相」(あいぎょうそう)です。

愛嬌のある人は、好かれますね。

【かわいい 】

意味

漢字で書くと「可愛い」です。

今は、愛らしい、あるいは見かけを美しい、愛する人という意味で用いられます。

仏典にも出てきますがこの場合は見かけだけの美しさです。

今の表現からは少し違っていますね。

かわいいの語源としては「顔映し」(かおはゆし)からきたものという説が

あり、相手の顔をまともに見れないで頬がほてっている様を表した語だともい

います。

これは、本当にカワユ~イヽ(^o^)丿

【機嫌】(きげん) 

意味

古代インドにおいては、修行僧である比丘(びく)は 、様々な戒律に従って生活してい

たが、そのひとつに「機嫌戒」(きけんかい)と呼ばれるものがありました。

「機」とは他人をそしることです。  えぇ~!!

人のことを悪く言うというのは良くないですね。

つまり機嫌は、誰かをそしり嫌うという意味です。 最悪!!

もちろん僧侶自体がそんな考えを持ってはならないし他人からもそうされてはいけないと

いうのがこの「機嫌戒」です。

そのために、私有財産を蓄えたり、 強い匂いを発する食物をとることも禁じられていま

した。

そして、今では相手がそうした気持ちをもっているかどうかを探る意味の「機嫌をとる」

に代わっていき、 心のもちようを示すようにと変化していったのです 。

最初は誰かを嫌うという意味に使われていたんですね。

そして今では心の持ちようを示す言葉にと変化していったんですね。

う~ん、なかなか面白いが難しい!!

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【突っ慳貪】(つっけんどん)

意味

どんな世界にも、心にゆとりが持てない人がいます。

話をしていても、いつもトゲトゲと返答をする人がたまにみえます。

何も考えず返答しているのがよくわかります。

冷ややかな態度で対応されたりすると「つっけんどんな人だなあ ~」と思うこ

とがありますよね。

こういう人と接すると、嫌な気持ちになります。

不親切でぶっきらぼうな態度を意味する「つっけんどん」は仏教語に由来して

います。

他人の気持ちを考えて話そうという思いやりの心がかけているのです。

そんな人のことを、「突っ慳貪」な人といいます。

この語の意味は、字をみてみるとすぐわかります。

「慳」(けん)とは、物惜しみをする心のことであり「貪」どんとは貪欲にむ

さぼる心のことだからです。

自分の利益だけを追い求めようとしている態度を意味することになります。

さらに意味を強める接頭語の「突っ」 が付いてできたのがこの言葉です。

さらに、強く強調されますね。

反対語に「不慳貪」(ふけんどん)という言葉がありますが、物惜しみをせず

広い心で他人を思いやることを意味します。

【天邪鬼】(あまのじゃく) 

高野山の天邪鬼  コミカルな格好

意味

他人の心の中を探るのが上手で、ものまねをしたり口まねをしたりするが、必

ずと言っていいほど逆らうのが、この 鬼の癖のようです。

そのため現在でも、人と異なる意見の持ち主、大勢に妥協をしようとしない変

わり者を天邪鬼とよんで排除したりします。

いい意味では使われないですね。

仏教ではこの天邪鬼は、仁王さまや四天王にいつも踏んづけられている状態でいます。

とてもコミカルな格好で踏んづけられています。

高野山の山門のところでも踏んづけられていますね。

この天邪鬼は、仏教ではひねくれ者というニュアンスより、どこか愛嬌のある

ひねくれ者という存在で扱われているケースが多いです。

そのため、 仁王様に踏み潰されている天邪鬼は なぜか憎めないです。

むしろ、かわいささえ感じます。

【世話やき】  

意味

ヒンズー語で、セワという言葉は奉仕を意味します。

そのため日本に伝わってきた時には「世話」(せわ)になったのではという説

があります。

一般にはこの世話という言葉は人の面倒を見るという意味に使われます。

人一倍面倒を見る行為が「世話をやく」 ということです。

まとめ

仏教~仏教に伝わった言葉でも、海を渡ってくると解釈のしかたにより、違うものになってい

き、庶民に伝わるときにも変化していきます。

5~6人ぐらいで、耳元で人に聞こえないように言葉伝達の遊びをするとよくわかりますね。

始めの人が伝達した言葉と終わりの人では全然違った言葉になっています。

しっかり聞いたつもりが・・・その人の中に経験したことのある、言葉に変わっていきます。

仏教由来の言葉、楽しんでいただけたでしようか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

言葉には気を付けたいですヽ(^o^)丿

■次回の記事はこちらから

仏教に由来する「言葉の不思議」 年中行事の中から~(十二支)

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仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(建物)

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