仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(建物)

仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(建物)

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普段良く使う仏教由来の言葉が面白い!!

H28年度の字です。漢字検定の表彰式を見にいった時、書かれていました。迫力ありますね。

まだまだ、たくさんある仏教語源の言葉があります。

無意識のうちに、日本語に根付いていますね。

日常何気なく使っている日本語も、仏教から入ってきた言葉が多くあります。

これらの本来の意味を調べながら、日本文化の奥深さを感じるのも結構楽しいですね。

言葉の不思議を探っていきたいと思っています。

今回は、建物の言葉について紹介します。

おはようございます…

私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。

スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。

仏教の言葉を探っていくと、へぇ~と思うことがたくさんあります。

あなたに、この記事を楽しく読んでいただけたら幸いです。

■前回の記事はこちらから

高野山の金剛峯寺で修行する規律正しい学生の一日!!

仏教由来用語で建物に関する言葉

【普請】(ふしん)

(意味)

普請といえば、家の新築の時によく使いますね。

道路工事の時も道普請という言葉があります。

建築家工事を指す言葉ですがことの起こりはインドにあります。

インドの僧団では、全ての層を集めて掃除をしました。

普請の基本条件は、この多くの人の協力ということにあります。

中国の禅林では、僧を集めて作務労役に従事することを示すようになります。

やがて日本では室町時代に入って建築用語に用いられるようになりましたが、

大規模な建築や土木工事には多くの人々に協力を呼びかけ秩序正しく事を進め

なければなりません。

そうした基本的条件のことを普請と解釈するということです。

しかし江戸時代の武士の役職名で 「普請奉行」といいものがあります。

これは建築土木事業の責任職を示す言葉であり、この頃から一般に普請とは建

築土木のイメージが定着したということらしい。

初めはお坊さんによるボランティア(修行)から始まったようですね。

【瓦】(かわら)

(意味)

屋根に乗せる瓦のことです。

この言葉は飛鳥時代に中国から朝鮮に伝わり仏教伝来と時を同じくして日本に伝わりまし

た。

当時の記録によると、百済から瓦博士が来て伝えられたとされています。

日本で最初に瓦が使用された建物は、蘇我馬子が建てた法興寺(飛鳥寺)。

「かわら」の語源がびっくりです。

梵語のカパーラの音訳とされていますが、この言葉には、皿、骨、鉢、 頭蓋骨

という意味があります。

ということは、我々が「かわらけ」と呼ぶ時の方に意味が近いのです。

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そしてこの土器はやがて粘土を固めて焼いた瓦に通じてきたようです。

梵語のカパーラ~瓦の音訳か?  頭蓋骨~瓦?・・・なるほど!!

【暖簾】(のれん)

伊勢神宮に行ったとき、まる天屋さんの暖簾です。(人気のたこ棒)

(意味)

今では暖簾(のれん)は部屋のインテリアというイメージがあります。

始まりは禅寺です。

冬でも暖房が十分でなくすきま風が吹き込んできたため、僧侶たちは前門や後門を覆う垂

れ幕をつけ暖をとりました。

暖をとるための簾(すだれ)のことです。

そしてこれが一般の家の入口や部屋の仕切りに用いられ、商店の店先の風よけに使われる

ようになり 、それに屋号を染めるようになりました。

これが江戸の初期、暖簾の始まり。

それ以来 、暖簾とは店の大切なものになりました。

暖簾にも色々な言葉があります。

「暖簾を傷つける」店の信用をなくすことですね。

「暖簾分け」職人さんに支店を出させること。

「暖簾に腕押し」 力を入れても張り合いがなく、手応えがないということです。

暖簾という言葉だけでもたくさんのことわざなどもあります。

言葉というものは、面白いものがありますね。

【玄関】(げんかん)

(意味)

時代とともに移り変わった玄関の意味とは。

玄関は元は仏教の修行の入り口をさしていました。

今では家の入り口のことを玄関と言いますが、これは本来は「玄妙な道に入る

関門」 という意味を持って日本に伝わった仏教語です。

仏教の奥義へ至る入り口をさしました。

それがどうして現代のような普通の家の入口のことを表すようになったのでしょうか ?

中国の禅宗においては、玄関が「座禅の道に入る手がかり」その意味で用いられたことか

ら、やがて仏教寺院の入り口のことを指すようになりました。

室町時代に入ると禅寺の 「書院造」が盛んに公家や武家の屋敷に取り入れられるように

なり、お寺ではないけれども入り口を玄関と呼ぶようになりました。

その後さらに江戸時代になると名主の邸宅には必ず玄関が あったことから

玄関があるということイコール名主の家ということになりました。

現代では、一般の住宅にも玄関はあります。

玄関という言葉はとても大切に使われ、 ホテルなどでも「玄関ロビー」、「正面玄関」、

そして駅や空港でも「街の玄関」、「空の玄関」などと使われています。

もう一つ面白い言葉で「玄関払い」という凄く強い言葉があります。

奥に通さず、顔を見ず、 追い返す。

どれだけ嫌いなのでしょうか(>_<)

まとめ

仏教からくる言葉がたくさんあるのには驚きますね。

常用として使っている仏教用語が日本に入る前と入ってからでは、捉え方が違っていたりして

興味深いものがありました。

あなたは、どうでしたでしょうか?

楽しんでいただけたでしょうか?

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

■次回の記事はこちらから

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