目次
津の七福神を参拝~
【津観音寺】 毘沙門天 必勝祈願 勇気と決断を授ける
【円光寺 】 弁財天 技芸上達 才能を開花させる
【初午寺 】 恵比寿天 商売繁盛 律儀さを授ける
【高山神社】 寿老人 延命長寿 達者で長寿を授ける
【結城神社】 福禄寿 無病息災 災難・病から守る
【安楽寺 】 布袋尊 子孫繁栄 家庭円満・和合を授ける
【四天王寺】 大黒天 五穀豊穣 心身の裕福を授ける
七福神の中の毘沙門天さんを参拝してきました。
お参りするときの、お唱えすることば(御真言)
おん べいしら まんだや そわか
これを三回唱えます。
まずは第一番目の津観音を紹介します。
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。
あなたが七福神巡りで津観音を参拝される時、この記事が少しでも参考になれば幸い
です。
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椿大神社はご利益満載!縁結び~経営の神様まで導きの神、強力なパワースポット!
パワー漲る津観音!日本三観音の一つが、なんと!街中に隠れていた!!
正式には、真言宗醍醐派 恵日山観音寺です。
津観音寺は毘沙門天で真言は「おん べいしら まんだや そわか」と3回唱えます。
そして、お願い事をします。
津観音は毎月18日が縁日になります。
縁に地とは仏と縁を結ぶ日という意味で、この日の参拝すると、普段よりご利益が大き
いとされています。
津観音には18日に行きましょうヽ(^o^)丿
浅草、大須観音と並んで日本三観音の一つなのです。
1300年の歴史を誇る、真言宗の古刹の中でも屈指の名刹であり県内唯一の木造の五重塔が
立派にそびえ立っています。
平安時代の経典、紺紙金銀字千手千眼陀羅尼経 三重県の文化財指定を受けています。
銅造 阿弥陀如来立像 津市の文化財指定を受けています。
こんなに宝物がいっぱいなのに・・・なぜ、もっと宣伝しないのかと驚くばかりです。
日本三観音を前面に出してPRすれば、立派なパワースポットになるのに・・・
市民の心のよりどころとなる津観音

毘沙門天さん 延命十句観音経も添えてみました
車で津観音時を探していたのですが、アーケードに迷い込んでしまいました。
行き止まりになり、それ以上は前に進むことはできなかったので、 U ターンしようと思ったら、右手に津観音が見えましたのでほっとしました。
知っている土地なのに気づかないなんて・・・( ゚Д゚)
街中にしっかり溶け込んでいました。
訪れた時間が早かったので、アーケードの中には誰もいなくてひっそりとしていました。
そのひっそり感が、何とも新鮮でした。
仁王門の真ん中に「撫で石」が・・・ど真ん中に鎮座!
この石を撫でて、その手で体の悪いところを撫でると治ると伝えられています。
仁王門の真ん中に「デン」とあり、存在感が大いにあります。
忘れることがないのでいいですね!!
とても、パワーがある石に感じましたヽ(^o^)丿
手水舎 龍が出迎えてくれます。
美しくされていて、とても気持ちがよかったです。
観音堂
仁王門から驚くほど真正面です。
本尊の聖観音菩薩の他に「国府 阿弥陀如来」と称し「阿弥陀に詣らねば片参宮」と伝えられた伊勢天照大神のご本地仏が祀られています。
江戸時代には、幕府や朝廷の後援により大規模な江戸出開帳を行い、「伊勢参宮名所図会」・「東海道中膝栗毛」にも記載されました。
全国的にも有名になり多数の参拝者が訪れ「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ」と唄われていました。
赤福餅の宣伝にも歌われていますね。
観音堂の前には左右に「抜苦」(ばっく)と「与楽」(与楽)という地蔵さまがいます。
向かって左側に抜苦地蔵、向かって右側に与楽地蔵です。
抜苦与楽(ばっくよらく)とは仏・菩薩が衆生を苦しみから救い、福楽を与えるという意味です。
真の楽を得るためには、まず苦を抜くという考えを元にしています。
津市民の有志の人が津市美杉の木材を使い、津市民の幸せを願い作られたものです。
参詣される方々は、自分の体の病んでいるところ、苦痛を感じているところがあれば、抜苦地蔵の同じ場所をさする。
与楽地蔵は、自分の願いを叶えてくださるよう手を合わせる。
何だか、とても温かみのある地蔵さまです。
そして、人に慣れている鳩が多いのには、驚きました。
私たちがが寄っても、逃げるどころか腕に乗っかってきました。
丈六地蔵尊
とても大きく、存在感があります。
優しいお顔で、見守ってくださっているのがよくわかります。
護摩堂
五重塔
県内唯一の純木造五重の塔です。
中には、大日如来、薬師如来が安置されています。
他に、五重塔柱絵、五重塔扉絵などがあります。
永代供養、納骨、護摩祈祷など宗派を問わない
「無縁さん」「墓じまい」、などよく耳にする言葉です。
永代供養とは様々な理由により、管理できない施主さんに代わってお寺が遺骨の管理供養をおこなってくださることです。
最近、少子化、核家族化により 後のことで困ったりされる人が増えましたね。
津観音さんは、宗派を問わなくて、年会費、維持管理費などが一切かからないそうです。
お問い合わせ
三重県津市大門32-19
059-225-4013
まとめ
津観音さんは津市民の生活の中に溶け込んでいるようです。
抜苦地蔵さんは、飽きずにずっと見ていられるくらい魅力があります。
津観音さんには仏画、絵画、工芸、古文書などたくさんの宝物がたくさんあります。
ぜひ訪れてみてください。
御朱印は色紙に頂きました。かわいい~!
この色紙は、津の隣の松阪市の七福神です。
どちらも、素敵ですね!!
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