仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(身にまとうもの)

仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(身にまとうもの)

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普段良く使う日本語には仏教由来のものが多い

日本文化には仏教がしっかりと定着していることがわかります。

政治 や経済その他芸術などにも仏教の影響が見られます。

普段何気なく使っている日本語も、仏教から入ってきた言葉も多くあります。

意外なことに、真反対の意味に使われている言葉もあります。

言葉の不思議を探っていきたいと思っています。

おはようございます。

私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。

スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。

この記事では、普段使っている仏教から来た言葉で、身にまとうものについて書いています。

仏教が起源の言葉を、楽しんで頂ければ幸いです。

■前回の記事はこちらから

仏教に由来する「言葉の不思議」!日常にある意外な仏教用語(食べ物の名前)

着るもの 仏の心を身にまとう

【大袈裟】(おおげさ)

(意味)

おおげさとは、誇張すること誇大であること。

人との会話の中で、「その話盛ってない !」何て言いますが、オーバーに言ったとき使いますね。

「おおげさ」とひらがなで書くとわからないですが、漢字で「大袈裟」と書くと仏教由来の言葉であるというのがはっきり分かります。

お釈迦さまが城を出て森に入って剃髪をした時、身につけていた立派な服 を漁師の粗末な服と交換したという伝説があります。

釈迦を慕っていた修行僧たちが質素の精神を尊び、ぼろ布を拾ってきて継ぎ合わせて使ったのが始まりです。

決して華美なものが袈裟の始まりではないということなのです。

しかし、今では釈迦の精神は薄らいで袈裟はだんだん修行服から儀式用の服に変わっていきどんどん豪華なものになっていき「大袈裟」の言葉が生まれてきました。

お釈迦さまは、金ぴかの袈裟を見てこういうと思います・・・。

「おおげさな~!」(笑)

【阿弥陀にかぶる】(あみだにかぶる)

(意味)

阿弥陀にかぶるとは、麦わら帽子のように全方向につばのある帽子を、うしろさがりの格好でかぶることをいいます。

普通の帽子を阿弥陀にかぶると、少し小意気感じがします。

それがどうして阿弥陀かぶりなのでしょうか?

それは、阿弥陀様の後光(光背) に喩えたものです。

後光は 阿弥陀様の後方に放射状になっています。

昔の傘をうしろさがりに肩にかけるとまるで阿弥陀様の後光のように見えたところからこの名前がつきました。

「阿弥陀くじ」も放射状に書いてあったため、同じところからの語源です。

阿弥陀様も自分の後光をこんな喩えに使われるとは思っていなかったでしょうね(笑)

【帽子 】(ぼうし)

(意味)

高野山に行ったとき見たのですが、僧侶さんが首のところに白い布をマフラーのようにしてかけていました。

それは何だろうと思っていたら、羽二重帽子というもので、寒い時に被るものでした。

普通一般には「帽子」は(ぼうし)と読みますが、仏教の方では(もうす)と読んだりもします。

中国で宝誌(ほうし)が布製の帽子を作りその名を取って誌公帽子と名付けられたとか。

「烏帽子」(えぼし)というものがありますが、これは平安時代に 一般化して広く庶民の間にも用いられました。

とはいえ、身分で使う布などが違っていたようです。

公家は普段に絹や紗を使い、庶民は麻布を用いていました。

この烏帽子という言葉も、中国の仏教界から伝わったようです。

伊勢神宮などでも、儀式のときに被っています。

【頭陀袋 】(ずだぶくろ)

(意味)

頭陀袋(ずだぶくろ)とは、お坊さんが修行する時に使う袋のことです。

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「頭陀」とは、梵語からきており衣食住に関する一切の欲望を捨てるための修行のことを言います。

この修行の時に、僧侶が首にかけて持ち歩いた粗末な布製の袋が「 頭陀袋」。

頭陀袋には何が入ってるのでしょうか?

現在、禅宗の僧侶たちはこの袋の中にお経、数珠、お布施などを入れます。

今では「ずた袋」と濁らずに言われる場合も多いですが、本来は漢字で「頭陀」と書かれることから、「ずだ袋」と濁るのが正しいです。

現在は何でも入るダブダブの袋を頭陀袋と呼ぶようになりました。

若い人たちが、持っているとかっこいいですが、元はお坊さんの修行の袋だったのですね。

私たちが頭陀袋を肩にかけて歩く時は、欲望を捨てる修行中ということですね(^_^)

なんでも入るからと、無駄遣いをしないようにしましょうヽ(^o^)丿

【洗い晒し】(あらいざらし)

(意味)

「洗い晒し」 とは、本当は恐ろしいことから始まった言葉!!

洗いざらしのブルージーンズはかっこいいとかいってますが・・・

もちろん意味は、何度も何度も洗い、 染色がさめたときのことをいいます。

実は仏教での供養の方法の別名もあるのです 。

元々は、水中の魚を助けるためにした「流灌頂」(ながれかんじょう)という灌頂の旗を川や海に流す行事でした。

やがてお産で亡くなった女性の霊を弔う儀式となり、川辺に作った棚に布をかけ、通りがかった人に水をかけてもらい、その布が色褪せると霊が浮かばれ成仏できると信じられるようになりましたということです。

え、え、え~( ゚Д゚)

洗い晒しとはそんな意味があるの・・・恐ろしや~!!

【蒲団】(ふとん)

(意味)

蒲団(ふとん)の「蒲」は水草の蒲 (がま)のことです。

「団」とは言うまでもなく丸い固まりの事ですね。

この蒲を干して丸く編んだのが蒲団です。

この蒲団は座禅の時に座る席のものです。

別の名は「座蒲」(ざふ)といいます。

修行の時に使うものですから、もちろんふわふわしたものではなく とても硬いです。

今は、座る蒲団のことを座蒲団と呼んでいますが、もともとは蒲団とは丸い座蒲団のことを指していて、私たちが思っている寝具の蒲団とは、違っていたようです。

インドでは長方形の布を敷いていたので、こちらのほうが今の寝具の蒲団に近いですね。

現在使っている「布団」と書くのは当て字です。

【法被】(はっぴ)

(意味)

法被は禅宗からの語源です。

禅宗では儀式の時に、高僧の座る席に豪華な金襴の布をふわっとかけた掛けた。

被せるというところから来たといわれています。

着物の上に着る、羽織に似た裾の短い上着のことです。

祭などで、小さい子が法被を着ているとなかなか可愛いです。

そして、 若い人が法被を着ると粋な感じがします。

特に、女性は美しいです。

もう少し若ければ、法被を着て祭に参加するのですが・・・残念。

着方は 左手の方の襟が上になるように着ます。

着物の着付けを習うとき、 右前に着ると言いますが、結局は同じなので言葉で間違えないようにしてくださいね。

性別問わずこれは同じです。

反対にすると死んだ人になってしまいますよ!! 気をつけてくださいね(>_<)

まとめ

今回の身にまとうものの仏教由来の言葉は、今現在使っているものとはかなりかけ離れたものが多くありました。

洗い晒しなんて言葉も爽やかで清潔なイメージを持っていましたが、女性の霊を弔うためのものなんて驚きますね。

仏教から発生している言葉なので、修行や仏の道に関するものが多いのでしょうね。

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