目次
見どころと様々な体験できる !盛り沢山!
様々な体験ができる祈りのための普賢院
門の扉の素敵な彫刻に見とれてしまい足止めされます。
松尾芭蕉や多くの俳人が訪れて います。
この記事では、高野山の宿坊(普賢院)について紹介しています。
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。
様々な体験や見どころの多い宿坊です。
あなたが宿坊を利用される時、この記事が参考になれば幸いです。
■前回の記事はこちらから
大門から数えて32番目の宿坊 普賢院(ふげんいん)
普賢院資料
建立は 12世紀
開基は 覚王親王(かくおうしんのう)
本尊は普賢菩薩
体験は朝勤行(6時~)、写経(予約が必要です、1000円)
部屋は壁仕切り個室36室、ふすま仕切り個室8室
設備は庭園、洋式トイレ、エレベーター、テレビ、金庫
備品は 浴衣とタオルと歯ブラシは用意されています。
一般拝観できます。(9時~17時)
お問い合わせはTEL 0736-56-2131
宿坊は宿坊組合に紹介してもらうこともできます。
お問い合わせは TEL0736-56-2616
普賢菩薩を空海の 弟子の 道雄(どうゆう)が彫り、空海が点眼!
普賢院は12世紀に、覚王(かくおう) 親王が 高野山を訪れた時、 力乗(りきじょう)という 僧に与えられたことから 、始まりました。
本尊は普賢菩薩で弘法大師空海の十大弟子である道雄(どうゆう)が彫り、空海が開眼供養をしたと言われています。
※開眼供養とは新たに仏像や仏具を作った時、最後に目を入れて仏の魂を入れること
1143年に本堂は建立されましたが、その後高野山大火によって焼失してしまいました。
現在の本堂は四脚門とともに、高野山東照宮の拝殿から移築されたものです。
普賢院とは仏舎利が祀られているお寺
1996年に ネパールから仏舎利が請来されました。
森寛勝 住職がネパールに行き、帰りは仏舎利を抱えたまま 、仏教がインドから日本へと伝わったであろう道を通って、帰国したそうです。
仏舎利は摩尼殿(まにでん)地下の光明心殿(こうみょうしんでん)に収められています。
光明心殿内の回廊には 、マニ車(108基)があり 回転させた数だけお経を唱えたのと同じ功徳がえられるとされています。
一日中、回していたい気分ですねヽ(^o^)丿 欲張りな私・・・
また、回廊内にはブッタガヤなど仏教八大聖地の砂が埋められ、回廊を一周することで八大仏跡巡礼お砂踏みを体験できます。
本堂前には、仏足石もあるそうです、見逃さないように!
こんなこと書いている私ですが・・・見事に見逃してしまいました(-_-;)
これだけでも、来て良かったと思える宿坊ですね。
松尾芭蕉が祀られた芭蕉堂
松尾芭蕉は、主君藤堂良忠の遺髪を報恩院に納めましたが、時代の流れにとともに普賢院と合併 しました。
そのような縁があって芭蕉堂を建立しています。
芭蕉堂には句帳が置かれ、参拝者が句を残されています。
その作品は3万句以上となっているそうです。
俳句が好きな人たちが訪れ、句会も催されています。
俳句の好きな方は、訪れて句を残していかれてはいかがでしょうか 。
私も、一句残してみたいと思っていますが・・・あっ!
俳句力がないことに気づきました・・・残念!
口コミ
良いところ
部屋もトイレもお風呂も非常に綺麗にしてあって予想以上でした。
早朝の勤行参加と住職さんがネパールから持ち帰られたと言う仏舎利拝観は貴重な体験でした。
細やかな気配りがあり高野山での滞在におすすめの宿坊です。
お月見の日だったので特別なお経や月見団子もあったりしました。
お月見にまつわるお話(観月会)などを聞いて、なるほどと思い勉強になりました。
コンビニもあるので、素泊まりの方(5000円~6000円)にとっては便利です。
悪いところ
天ぷらが冷たいのはちょっと残念でした。
他の部屋の人の物音、足音がうるさくて、写経に集中できませんでした。
料理に関しては、精進料理で量も少なく、豪華さに欠けますが、味付けは薄味でしっかりしておりました。
この口コミは個人の方のご意見・ご感想です。
その人の受け取り方にもよりますので参考までに(^^)/
【 もっと詳しく知りたい人はこちらのリンク先から見てくださいね 】
まとめ
お月見の時(観月会)に行かれるのも特別な1日になりますね。
コンビニができたので、素泊まりの人にも便利です。
見みどころがたくさんあり、色々な体験もできます。
また来たいと希望されている人が多くいらっしゃいますので、おすすめの宿坊になりますね。
マニ車もたくさん回してきてください。
バリアフリーにも心配りがされています。
最後に私のことですが、高野山に行くと何かが起こります。
一番最初に高野山を訪れたときは、主人の腰痛がピタリと治りましたが、しばらくは
また痛くなるのではと思っていました・・・いまだに再発していません。
本当に、ありがたい事です。
偶然だと思いますが・・・今回は、新車同然の車を譲り受けました。
高野山の弘法大師空海さまに、お礼に行かなければと思っています。
御朱印を頂いてきました。
■次回の記事はこちらから
■前回の記事はこちらから
高野山のすべての宿坊(1番~52番)紹介と口コミ
■ 普賢院( 32 番目)の場所の地図はこちらの記事から(一番下に記載)
