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光臺院・快慶作の阿弥陀三尊と重森三玲作の庭園
快慶作の素晴らしい阿弥陀三尊が本尊の宿坊であり、三箇所ある庭園の内2か所は重森三玲作で1個所は国の登録記念物に指定されています。
この記事では、高野山の宿坊について紹介しています。
こんばんは(^_^)
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。
豊臣秀次のお墓がありますが拝見するには、前日午前中までに予約が必要です 。
秀次のお墓を拝見したいと考えているのであれば必ず前日に連絡してください !
あなたが宿坊を利用される時、この記事が参考になれば幸いです。
■前回の記事はこちらから
大門→ 23番目の宿坊 西室院の紹介と口コミ 歴史が古い宿坊
大門→(25番目の宿坊・光臺院)こうだいいん
光臺院の資料
建立は1125年頃
本尊は阿弥陀如来
体験は朝勤行(6時30分~) 説法・法話
収容人数は個人約30名、団体約50名
部屋は壁仕切り個室10室、襖仕切り個室8室
設備は茶室、洋式トイレ、テレビ、電気ポット
備品はタオル、歯磨きセット、シャンプー、リンス、ボディソープ、石鹸、浴衣
一般拝観できます。
お問い合わせ電話番号は 0736-56-2037
宿坊は宿坊組合に紹介してもらうこともできます。
お問い合わせは TEL0736-56-2616
御室御所(おむろごしょ)の別院として、格式高い 存在のお寺
金剛峯寺の北側にあり、大きな杉の木に囲まれて、とても静かなところです。
豊臣家や徳川家で謀反の罪で切腹された名将の菩提を弔っているお寺です。
白河天皇の第4皇子・覚法親王(かくほうしんのう)が開基で、道助親王(どうじょしんのう)をはじめ歴代の親王が修行のために参籠したことから、京都にある御室御所の別院として「高野御室」 とか「光臺院御室」などと呼ばれています。
京都にある御室御所とは仁和寺(にんなじ) であって真言宗御室派総本山の寺院。
皇族が住職を務めた格式高い寺院で、ここの桜は京都でも一番の遅咲きの桜として古くから親しまれています。(4月中旬からが見ごろ・・・)
すいません(-_-;)話がそれてしまいました!
光臺院のことに戻ります。
本尊は快慶作の木造阿弥陀如来と脇には観音菩薩と勢至菩薩が並んでいます。
快慶が一番こだわったのは、 灯明をともした時の影の見え方だったと言われています。
さすが一流の人は違いますね。
この快慶の阿弥陀三尊は快慶の最高傑作と言われ、国の重要文化財に指定されています。
境内にもたくさんの見所あり
境内には、本堂をはじめ校倉造りの経蔵、多宝塔、 鐘楼などがあり、豊臣秀次や織田秀信の墓所もあります。
庭園は、重盛三玲が手掛けた「八葉の峰」と言う高野山を取り囲む八つの山々を表現している庭です。
口コミ
良いところ
非日常の世界を味わうことができるパワースポットでパワー充電!
外国人の方にもおすすめです。お風呂やトイレもとても綺麗で安心です。
「このお寺は今までのお寺さんとは違う」。そう思ったのが事実です。
「高野御室」と名乗ってるだけあって皇室とご縁のある、高野山の宿坊の中でも格上のお寺です。
御朱印にも、高野御室の文字がしっかりあります。
悪いところ
豊臣秀次のお墓があると知り行ってみたら完全予約制でした。
一応インターホンを押して確認しましたが、無愛想に駄目って言われました。
前日午前中までに予約が必要と書いてありました。
この口コミは個人の方のご意見・ご感想です。
その人の受け取り方にもよりますので参考までに(^^)/

10月27日の写真です。少し色づいてきましたヽ(^o^)丿
まとめ
宿坊としては色々なものがきちんと揃っていると思います。
格式高いお寺なので、皇族気分を味わってください。
快慶の最高傑作の阿弥陀三尊の光と影も堪能してくださいね。
御朱印にも、高野御室の文字がしっかりあります。
御朱印頂いてきました
■次回の記事はこちらから
■前回の記事はこちらから
大門→ 23番目の宿坊 西室院の紹介と口コミ 歴史が古い宿坊
高野山のすべての宿坊(1番~52番)紹介と口コミ
■ 光臺院( 25 番目)の場所の地図はこちらの記事から(一番下に記載)
最後に一言、24番目の宿坊は南院(なんいん)で、以前のブログに記載済みです。
記事はこちらから、南院
前後してしまって申し訳ないです(-_-;)
