龍光院は「大師濡草鞋の寺」(たいしぬれわらじのてら)とも呼ばれている
濡草鞋とはよそから来たものがその土地へきて世話になった恩のある家などの意味に使われています。
「大師濡草鞋の寺」と言われているということは、空海さまがこのお寺でお世話になったということですね。
上池院も空海さまと、覚鑁さまがわらじを脱いで一休みされたことから「ぬれわらじの寺」と呼ばれていますね。
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します
高野山を訪れた時この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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高野山地図 大門→14番目の宿坊( 明王院)の紹介と口コミ、真っ赤な姿の不動明王は血の絵具で描かれた!
大門から15番目の宿坊(龍光院)
龍光院は檀信徒のみの宿泊棟春の彼岸から秋の彼岸までしか宿泊できません。
杉木立の山道の奥に山門があり、「弘法大師 御住坊」と書いた看板が掲げられています。
この寺の名前の由来は、ある伝説がもとになっているそうです。
寺の伝えによれば、 第16世明算(めいさん)大徳の時に、庭の池の中より神竜が宝珠 を戴いて現れ昇天されたと言われています。
これはめでたいことが起きる兆候であるとして、「龍光院」という寺の名前になったと伝えられています。
めでたいことが起こりそうなお寺であれば、一般の人も宿泊できればいいのに・・・お寺のポリシーがあるのでしょうね。
龍光院は先祖代々の供養のために訪れる檀信徒のみが宿泊できる宿坊寺院です。
本尊:大日如来です。
お問い合わせ:0736-56-2105
宿泊は檀信徒のみ可能であるということなので龍光院の紹介はあまり必要ではないですね。
檀信徒とはある寺の信徒となり、布施などの経済的援助を持続して行い、葬式・法事などを行なってもらう家(檀家)。
ある宗教を信仰し、その教団に属する者(信徒)
檀家と信徒を合わせたもののことを檀信徒と言います。
ですから、残念ですが龍光院さんは檀家さんのみの宿坊ということですね。
山門前の参道は杉木立が並んで幽玄な感じでしたが、なぜかひっそりして寂しげに感じました。
御朱印頂いてきました。
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■ 龍光院( 15 番目)の場所の地図はこちらの記事から(一番下に記載)
