
建物が通りから入っているため、少し見つけにくいです。
報恩院 大門から2番目の宿坊
弘法大師空海さまの孫弟子にあたる如海上人によって開基されました。
空海さまのお弟子さんが次の世代にきちんと受け継いでいるのがわかりますね。
報恩院は少しわかりにくいところ建っています。
この記事で、報恩院のことについて紹介しています。
こんにちは(^_^)
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。
宿坊をご利用される時の参考になれば幸いです。
■前回の記事はこちらから
高野山のすべての宿坊(1番~52番)紹介と口コミ(1番目・西南院)
大門から(2番目)の宿坊・報恩院(ほうおんいん)
報恩院について
本尊は大日如来
報恩院は貞観寺真雅僧正の弟子、弘法大師の孫弟子にあたる如海上人によって開基されました。
落雷により堂宇は焼失してしまいましたが、建久年間(1190~)に高僧仁雅僧正によって復興され、中島都史多院と呼ばれています。
慶安年間(1648~)に仁和寺宮報恩院の令旨を賜り、寺号を報恩院と改められました。
時代は過ぎ、芭蕉の弟子桃青が松尾伝八郎と呼ばれていた頃、主の遺骨を報恩院に納めたと伝えられています。
様々な願いが込められている霊宝館まで徒歩5分ぐらいところにあり、とても便利です。
霊宝館には国宝20件、国指定重要文化財130点、和歌山県指定文化財16件が収蔵されています。
予備校の夏期合宿や各種団体などにも利用されているようです。
体験は 写経(有料)・阿字観無(無料)(要予約)
バリアフリーに対応しています。
車椅子貸出、玄関館内段差対応、施設内手すり 高齢者にはうれしいですね 。
収容人員 個人約30名・団体約50名
駐車場 乗用車6台
一般拝観できます。
お問い合わせ TEL: 0736-56-2350 FAX: 0736-56-3826
宿坊は宿坊組合に紹介してもらうこともできます。
お問い合わせは TEL0736-56-2616
報恩院の口コミ
良いところ
立地場所がとてもいい。
ご家族での心温まるおもてなしが良かったです。
ご主人さんとおかみさんも気さくで親切な方でした。
お坊さんが英語ペラペラなので、外国人にはとてもいいです。
泊まっている人の半分くらいが外国人の方でした。
大門へも歩いていけますし、壇上伽藍まですぐ近くです。
食事はとても美味しかったです。
精進料理がこんなに品数が多いとは思ってなかったです。
「朝のお勤め」という礼拝約15分弘法大師様を拝みます。
朝の荘厳なお勤めは大変感激しました。
朝のお勤めも任意参加ですし、ゆっくり過ごしたい方にお勧めです。
トイレは1つですがウォシュレットもあり、若いお坊さんが案内やら雑用やらでまめに動き回っています。
ご飯は待機しているお坊さんがいくらでもよそってくれるので食べ放題です。
お勤めは6時半から、朝ご飯は7時ごろからです。
悪いところ
宿坊協会での紹介ででいきましたが、若いお坊さんが荷物を置いたら早々に先祖供養の費用のことを延々とされて、少々引きました。
お坊さんも、仕事と割り切ってしている様子が見えました。
通りより少し奥まったところにあり、少し見つけるのが大変でした。
泊まった部屋は襖で仕切られたお部屋でした。
廊下をたくさんの人が歩き、音が響き寝にくかったです。
設備的には宿坊と言えるのですが料理と宿泊料金は旅館より少し高い感じです。
建物内がかなり複雑になっているので部屋にたどり着くのに何度も角を曲がりました。
設備も部屋も古く、ドライヤーはブラシタイプのものが一つ浴室の脱衣場にあるだけでした。
宿泊料金が高いように思う。
まとめ
良いところ
朝のお勤めも任意参加ですのでゆっくりしたい方にお勧めです。
伽藍にも近いので観光に良い。
お坊さんが、英語ペラペラなので外国の人が安心して泊まれます。
食事は、品数が多くておいしい。
バリアフリーに対応しているので高齢者にはいい。
悪いところは
道路沿いにない為、報恩院の建物の場所がわかりにくい。
部屋は襖で仕切られているだけ、廊下を歩く音が響く。
ドライヤーがお風呂に1台だけ。
これは個人の方の感想です。
その人の受け取り方にもよりますので参考までに(^^)/
追記事 12月7日に御朱印頂いてきました(大門の気温ははー2.7℃)(>_<)
ネックウォーマー持って行って助かった~!
■次回の記事はこちらから
高野山のすべての宿坊(1番~52番)紹介と口コミ(3番目桜池院ようちいん)なんと!ジャグジーバスがある
■前回の記事はこちらから
高野山のすべての宿坊(1番~52番)紹介と口コミ(1番目・西南院)
■報恩院(2番目)の場所の地図はこちらの記事から(一番下に記載)
