10月に「高野山の明宝」平家物語の時代と、「上杉謙信霊屋」の屋根檜皮葺き替え見学会があります。
この日に高野山を、訪れるとお得です!
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。
第38回大宝蔵展と上杉謙信霊屋の保存修理の見学についてをこの記事で紹介します。
「上杉謙信霊屋」の屋根檜皮葺き替えはなかなか見ることができないと思います。
高野山に行かれる予定のある方はぜひこの日に行かれることをお勧めします。
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9月16日に(ブラタモリ)に放送された弘法大師空海さまの魅力と神秘
目次
9月の後半と10月の前半の予定
9月の行事
9月21日~23日 秋季金堂彼岸会 午後1:00~伽藍 金堂にて
9月22日 金堂一座土砂加持 午前9時~ 伽藍 金堂にて
10月の予定
10月1日 秋季庭儀結縁灌頂三昧耶戒 午前8時~伽藍 金堂にて
10月1日~3日 秋季結縁灌頂 午前8:30~伽藍 金堂にて
(初日のみ午前10:30~)
「高野山霊宝館 第38回大宝蔵展」平家物語の時代と高野山
平成29年10月14日(土曜日)~12月3日(日曜日)まで霊宝館にて開催されます。
「上杉謙信霊屋」の屋根檜皮葺き替え見学会は10月7日(土曜日)のみです。
両界曼荼羅図(血曼荼羅)平清盛自身の頭の血を混ぜて・・・(重文)
「平家物語」は12世紀ごろからの平家の繁栄と滅亡を語った物語ですが、物語の中には何度か高野山が登場します。
その代表的なものに、平清盛と弘法大師空海の出会いから始まります。
1149年の落雷で焼失した伽藍復興に努めました。
清盛が高野山の大塔を6年の歳月をかけて、やっと修築を終えたところに老僧が来て「次は厳島神社の修理を」との言葉を言い残したそうです。
これを、実行して清盛の破格の出世に繋がったという話があります。
伽藍復興の時に(1156)奉納した曼荼羅には、平清盛自身の頭の血を混ぜて彩色されています。
このことから「血曼荼羅」と呼ばれています。
金銀字一切経(中尊寺経)(国宝)
源頼朝と敵対した源義経をかくまったとされる、奥州藤原氏初代清衡発願により書写された一切経にです。
1行ごとに金字、銀字で交互にかかれ、中尊寺に奉納されていたことから中尊寺経とも呼ばれています。
不動明王坐像 (重文)
運慶作の国宝・八大童子立像と共に祀られてきました。
憤怒相(ふんぬそう)を持つ明王としては表情が穏やかで、抑制された体躯(たいく)の表現は平安時代後期の特徴です。
千手観音菩薩立像(伝源義経守本尊)
義経の母親が千手観音を深く信仰していたとの伝承から、義経の守本尊とされていたと考えられます。
「上杉謙信霊屋」の屋根檜皮葺き替え見学会の日時と詳細
【日時】 :10月7日(土曜) 雨天決行
但し、荒天の場合は中止。
【時間】:第1回 10時~12時 第2回 13時~15時
和歌山県文化センターの結城啓司さんによる解説もしていただけます。
解説時間は30分ぐらいになります。
お問い合わせ TEL 0736-56-2029 (高野山文化財保存会 高野山霊宝館)
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高野山教報より大93回高野山夏季大学のお話8月4日(第一日目)
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