高野山では52寺の宿坊が参詣者を迎えています。
高野山を巡る時、1日では無理ですね。
そんな時、趣きのある宿坊に泊まられて、ゆっくりされてはどうでしょうか?
弘法大師空海が開創した高野山の宿坊寺はどれだけあるの?
この記事では、高野山の聖地にある伝承のある宿坊を紹介しています。
いろいろな体験もできますよ。
おはようございます。
私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。。
スピリチュアルなことが好きな、聖佳と申します。
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空海も覚鑁(かくばん)も休んだ上池院(じょうちいん)とはどんな所?
上池院の場所は苅萱堂(かるかやどう)、蜜巌院(みつごんいん)北室院(きたむろいん)のそばにあります。
空海が高野山を開創する時に一時住んでいたとされるところです。
空海が建立したといわれる小さな祠があります。
以前は空海が彫った千手観音が祀られていたといわれています。
そのため、江戸時代初期のころまでは観音院と呼ばれていました。
この時、空海はこの場所に33ヵ日仮住まいしたのち、根本大塔に取り掛かりました。
上池院の本堂や庭園の魅力!
本堂や庭園には、お寺ということもあり歴史を感じさせる景観が残っています。
本堂には金色大師堂が、祀られています。
ご本尊は大日如来です。
天井には花や鳥など自然を感じさせる絵がびっしり描かれていて、とても華やかな空間です。
一千坪ある庭園には、空海が唐より持ち帰ったとされる沙羅双樹の子孫になる木が植えられています。
他にも、シャクナゲ、桜、紅葉、が植えられていて四季折々の美しい景色を楽しませてくれます。
庭の奥には「上人足洗いの池」があります 。
この池は新義真言宗(しんぎしんごんしゅう)を開いた覚鑁(かくばん)が増設した池です。
覚鑁も高野山へ登った時に、この地を訪れました。
上池院は、空海や覚鑁がともにわらじを脱いだことから「ぬれわらじの寺」とも呼ばれています。
覚鑁の新義真言宗は、弘法大師空海を始祖とする真言宗の宗派の一つです。
高野山で新たな新義を打ち立てたため「新義」と呼ばれています。
上池院に宿泊
宿泊や昼食を希望されるときは
TEL 0736-56-2318 で予約をしてくださいね。
昼食は「二の膳」は3000円で「三の膳は」5000です。交通は南海電鉄高野山駅下車、南海りんかんバスで15分。
バス停かるかや堂前下車、徒歩1分。
駐車場有り、20台
チェックイン 15:00
チェックアウト10:00
御朱印頂いてきました。
まとめ
高野山の宿坊にて、非日常を体験してください。
きっと、高野山の静寂と空気の清らかさを感じ取れると思います。
家内安全、身体健全、交通安全のご祈祷もしてみえるそうです。
■上池院の場所の地図はこちらの記事から(一番下に記載)
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あなたにとって、良い一日でありますように(^^)/
