高野山の聖地、壇上伽藍を訪ねて(⑳ 東塔㉑智泉廟 ㉒勧学院 ㉓蓮池)

高野山の聖地、壇上伽藍を訪ねて(⑳ 東塔㉑智泉廟 ㉒勧学院 ㉓蓮池)

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東塔・智泉廟・勧学院・蓮池のことを紹介します。

この記事では、、高野山の中の壇上伽藍の部分を見落としのないように順番に紹介しています。

今回は、智泉廟(ちせんびょう)が少し見つけにくいところにあります

私自身も探し回りました。

見えているのに、目に入らなかったのです。

おはようございます。

私は、仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます。

スピリチュアルなことが好な、聖佳と申します。

この記事では、壇上伽藍にあるお堂など紹介しています。

今回は智泉廟が探しにくいので、わかりやすいようにこの記事で紹介しています。

■前回の記事

高野山の聖地、壇上伽藍(⑯愛染堂 ⑰不動堂 ⑱大会堂 ⑲三昧堂 )

⑳東塔(とうとう)

壇上伽藍に根本大塔を中心として東西に置かれた多宝堂が東塔と西塔になります。

朱塗りの東塔は1127年、白河院の御願によって醍醐三宝院勝覚権僧正(だいごさんぼういんしょうかくごんのそうじょう)によって建てられました。。

当初は上皇等身の尊勝仏頂尊(そんしょうぶっちょうそん)が本尊として奉安され、不動明王、降三世(ごうさんぜ)明王の二体も脇侍(きょうじ)
としてまつられています。

天保14年(1843年)に焼失してからしばらくの間再建されず基石のみでしたが、1984年(昭和59年)弘法大師御入定1150年御遠忌(ごおんき)
を記念して再建されました。

昭和59年に再建されているので比較的新しいですね。

根本大塔の派手な明るい朱色より落ち着いた渋い赤色の東塔です。

どちらの塔も個性的ですが、個人的には東塔の赤色が好きです。

㉑智泉廟(ちせんびょう)

とにかく分かりにくい建物です。
見落としされませんように気を付けてください。

東塔より東へ少し行くと、小さな廟が見えます。
木が茂っているところにありますので、見つけにくいですが、、見つけてくださいね。

この廟は、弘法大師空海の姉の子供で智泉大徳(ちせんだいとく )(789年~825年)の御廟です。

幼い頃より非常に優秀で、9歳のときに空海に連れられて、大安寺の勤操(こんそう)に預けられたと伝えられています。

智泉は16歳の時、空海の乗る遣唐使船に同行したと伝えられています。

嵯峨天皇の命令により空海が入京して、高雄山寺に入ったとき智泉も従っていったとされています
空海のそばには、必ず智泉がいますね。

智泉は、この年のある晩、胸騒ぎがして父母に会いたくなり家に帰りました。

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父親は、病気にかかり臥せていました。

父親は、自分が死ぬ前に智泉に会えたことをうれしく思い、智泉の手を握って、往生できると言い、息を引き取ったそうです。
智泉も最高の親孝行ができましたね。

虫の知らせは、ありますね。
なにかを感じたときは、逆らわず虫の知らせのとおり従うのがいいですね。

智泉は百日間もの間、泣きながらお経を唱えて冥福を祈ったそうです。

しかし、智泉は37歳の若さで入寂されてしまいます。

弘法大師空海は智泉大徳に希望を持っていましたが、自分より早く亡くなり、これを大いに悲しまれ、お墓を築かれたのでした。

その時の空海の言葉が、哀しい哉(かな)哀しい哉 哀れがの中の哀れなり 悲しい哉 悲しい哉 悲しみの中の悲しみなり
哀しい哉 哀しい哉 復(また)哀しい哉 悲しい哉 悲しい哉 重ねて悲しい哉

空海は智泉との別れがどれほど悲しかったかわかりますね。

㉒勧学院 (かんがくいん)

北条時宗(ときむね)が高野山内の僧侶の勉学・修練のための道場として、金剛三昧院(こんごうさんまいいん)境内に建立しました。

後の文保2年(1318年)に、後宇多法皇の院宣によって現在の位置に移されました。本尊には大日如来が奉安されています。

現在でも勉学・修練の行事である勧学会(かんがくえ)が毎年行われ、一般の立ち入りが禁じられています

㉓蓮池(はすいけ)

とても穏やかな池です。

勧学院の前に位置するこの池は蓮池と呼ばれます。

美しい蓮(はす)が咲き誇っていたらしいのですが、今は無いですね。

少し残念ですが、朱色の橋と緑がかった池がとても美しいです。

この池には祠(ほこら)がまつられています。

小さい祠ですが、真っ赤で存在感があります。

干ばつが度々起こり、民衆は苦しんだそうです。

そこで明和8年(1771年)、瑞相院慈光(ずいそういんじこう)というお方が
善女竜王(ぜんにょりゅうおう)像と仏舎利(ぶっしゃり)を寄進しました。

蓮池の中島に小さな祠を建立しておまつりしたところ、たちまちに霊験が現れたそうです。

平成8年(1996年)には祠とともに橋が修復され、毎年10月17日には縁日としてお勤めが行われています。

■次回の記事はこちら

高野山の聖地と周辺の見どころ(女人堂)

■前回の記事はこちら

高野山の聖地、壇上伽藍(⑯愛染堂 ⑰不動堂 ⑱大会堂 ⑲三昧堂 )

今日の一言

相手をほめると自分も元気になる。

ほめる習慣はプラス発想の習慣です。

今日もあなたにとって、良い一日になりますように(^_^)

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