天空の仏都、訪れた人を出迎えてくれる聖地の高野山

天空の仏都、聖地の高野山をたずねて

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訪れる人を出迎えてくれる高野山のシンボル大門

金剛峯寺や壇上伽藍、奥之院は高野山の標高1000メートル
の開けた土地に建立されています。

あらゆる聖地、霊場が人々の関心をかうのは、那智の大滝のように自然の景観が大きな影響を与えるものもありますが、やはり歴史上の偉人や高僧が開創者となった霊場も少なくありません 。

世界中で人気の観光地となった高野山も、現実には聖者の弘法大師空海(774~835)僧正の存在と活動があったからこそということを忘れてはならないでしょう。

この記事で高野山の玄関ともいえる大門(重要文化財)近辺のことについて紹介していきます。

おはようございます。

私は仏教の大学で学び、今は仏教と書道を楽しく学んでいます 。

聖佳と申します。

この記事では、高野山の魅力や神秘の謎について知ることができます。

前回の記事を読みたい方はこちらをどうぞ

■前回の記事:空海と世界遺産の高野山、魅力とは!

★真言宗根本道としての高野山の開創

弘法大師空海は中国まで行って新しい仏教すなわち密教をもたらした僧侶で、彼によって新しい仏教文化が日本全国に広がりました。

816年空海は嵯峨天皇に「紀伊国伊都郡高野峯」の下賜を求める上表文を進上し、認められました。

真言宗の総本山たる高野山の開発は、この時よりはじまりました。

広く知られている伝説では、空海が唐から帰国する時に日本に密教を広めるための根本道場にふさわしい場所に落ちよと念じ三鈷杵(密教法具の一つ)を投げたところ
高野山の松の木にひっかかったとされています。

しかし、空海は修業をしているとき、すでに高野山を見つけ ていて、寺院を建てるならばこにしようと決めていたようです。

この三鈷の松の葉の針は3つの針が付いているのがありそれを拾うと幸運になるという言い伝えがあります。

私は、幸運にも見つけることができました。

高野山は現代人が次第に忘れつつある、心と神聖さを思い出させてくれます。

高野山へお参りすると、身も心もあらわれます。

★聖地の入り口にそびえ下界との結界を示す大門

高野山全体の総門になります。

この大門は何度か焼失しています。

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現在のものは1705年の再建で両脇に金剛力士像があり右の阿形(あぎょう)は康意(こうい)、左の吽形(うんぎょう)は運長(うんちょう)という仏師が手がけました。

大門の前に立つと、門構えと仁王像の相乗効果でかなり威圧感を感じます。

何か訴えてくるような気がします。

仁王像が「ここからは、霊場に入っていくことを忘れるな!」と言っているようです。

じっと見ていると、何か自分に語りかけているようにも感じられます。

そして、門の柱に2つの言葉が書かれています。

右側には、「不闕日日之影向」(日々の影向をかかさずして)左には、「検知處々之遺跡」(ところどころの遺跡を検知す)お大師様(空海)は、毎日御廟から姿を現し、各地を回って私達を救ってくださっているという意味です。

高さ25.1メートルの2階建て楼門である大門は、高野山全体の総門となります。

下界との決界のシンボルですね。

大門付近は眺望もよく、四国や淡路の山々が見えることもあります。

★大門の左手の鳥居の奥には何があるの?

高野山上には7つの弁天社があり、静かに山をお守りしてくださっています。

弁天さま といえば、七福神の紅一点として、庶民的にもとくに江戸時代には人気が高まり全国各地でお祀りされました。

この弁天さまのルーツは弁舌・芸能・学問・技芸をつかさどるサラスワティーという美しい河の神(インド)です。河や湖、池や沼などの守り神です。

大門の 向かって左側の鳥居を通り弁天岳の頂上へと昇って行くと弁天岳の頂上に嶽弁財天社があります

大門からは、歩きやすい参道になっていますが、20分~30分ぐらいかかります。

この神様は、財宝神ともされたことから商売繁盛を祈って建立した鳥居も見られます。

上がっていくにつれて趣き深い竹林や広く眺望を望みながら一休みできるスポットもあり、さらに行くと女性たちの祈りが渦巻く女人堂へと続いていきます。

弁天岳は高野山において蓮華の花の外八葉とされる山の一つで、さらにそこは山内に流れる二系統の水脈の一つであり 有田川へ流れる源流地です。

つまり、嶽弁天はその名のとおり、山神 と水神が合わさったものといえそうです。

弁天岳の頂上にはきらきらと輝く如意宝珠が埋まっているという伝承があり、龍神信仰 、観音信仰との関わりも深そうです。

さらに高野山には町中に、大きな蛇が眠っているという説はいまだに根強くあります。

高野山は、神秘的なものと ,世界的な人気観光地という二つの顔を兼ね備えている不思議なところです。

■次回の記事はこちら

空海が今も生き続けて祈り続ける奥之院

■前回の記事はこちら

空海と世界遺産の高野山、魅力とは!

今日も、あなたにとって良い一日になりますように(^_^)

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