空海が夢で告げられた事、神秘体験の謎を求めて修行に励む

空海は、神秘体験を経て「三教指帰」を著す!【797年(24歳)】

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空海は夢で何を告げられたのでしょうか?

そして空海の書いた「三教指帰」とは何かをこの記事で分かりやすく解説をしています。

おはようございます。

私は仏教の大学を卒業して、仏教と書道を勉強しています。

聖佳と申します。

前回の記事を読みたい方はこちらをどうぞ。
■前回の記事:空海、大学を辞め、仏教の道へ

夢のお告げで、久米寺へ!何があるのか?

<神秘体験を求め,さらに修業をする>

神秘体験をした空海は修業を重ねさらに能力を高めました。

修行中に出会ったのが、同じ私度僧の(あび )という人でした。

空海は紀伊(和歌山)の山中でも修行を重ねました。

そうして修業を重ねるうち、高野山にたどり着きました。

山々に囲まれた地を、とても気に入り仏教の修行をするための道場をここに作りたいと思いました。

修行を重ねましたが、なかなか自分自身が思う仏道に巡り合うことができませんでした。

<夢のお告げで、久米寺へ行く>

ある日、夢のお告げで真の仏教を学びたければ、久米寺へ行き東塔の建物の下を探しなさいと言われました。

そこで空海は、久米寺に行き搭の下を探させてもらいました。

なんと! そこには住職さえ知らない経典がたくさん出てきました。

それは、密教の教えを説いた 「大日教」でした。

大日教の正式な名前が「大毘盧遮那成仏神変加持経」(だいびるしゃなじょうぶつじんぺんかじきょう)といいます。

ここで空海は、密教と出合うことになります。

7世紀中頃につくられた密教の経典です。

高野大師行状図画「大日経」の絵があり、仏が空海にあなたの求めている法は「大日経」であると告げたという場面があります。

空海は、この経典を読んでもまったく理解ができませんでした。

数々のお寺を回って、仏教の経典を一心不乱に読みあさりますが、あまりにも難しいので内容は理解できませんでした。

ここまで、追求する精神が凄いですね。

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<「三教指帰」を書く【797年(24歳)>

797年 12月に仏教が優れているということを事を書いた「三教指帰」を著します

三教とは、儒教、道教、仏教の三つの教えの事です 。

●儒教は論理を大切にして、礼、仁、義を説いていています。
そして知識の高い人をを育てる、道徳的な規律、人に対する優しさ、行動は正しく、ということを説いています。

●道教は現世利益の教えを説いています。

※現世利益とは神仏を信じることによりこの世で幸せが得られるというものです。

●仏教は一切衆生の救済を一番に目指しています。

※一切衆生の救済とは、すべての人々を救うというものの考え方です。

この「三教指帰」は 空海が24歳の時に書いています。
儒学、道教、仏教、三つの教えを比較しながら、優劣を述べています。

この書物は、物語風に書かれていて、それぞれを学ぶ人物の論争を述べながら最終的には、仏教が素晴らしいと書かれています。

そして、その中で仏教の素晴らしさを伝え、自分が仏教を選んだ理由も述べています 。

<空白の7年間>

空海は「大日教」を教えてくれる人がいなく、困り果てしまいました。

その後に、唐に渡れることになるのですが、唐に渡れるれるまでの期間、空海が何をしていたかわからずこの期間を「空白の7年間」と言われています。

この時期は何をしていたのでしょうか?

ある説によると、たくさんのお寺を訪ねひたすら高僧の教えを受け、経典を読み深めていたのではないかといわれています.

代表的な奈良の東大寺や大安寺を訪ね経典を読んだりしていました。

しかし、どれ読んでも心の底から信じられる、ものに巡り合えませんでした。

そのため、どれだけ勉強しても、心が休まる日はなかったといわれています。

ここまで信念をもってできるのはなぜなのでしょうか?

やはり、空海さんは仏と一体化した体験が不思議でそれを解明したいのでしょうね。

私も、不思議な体験や、夢に見たことが現実におこったことがあります 。

心にいつまででも残ることは確かですね。

誰でも仏様との一体化であれば、いろいろお寺を回ってどういうことなのか確かめたいと思いますね。

不思議な出来事はたくさんあります。

そんな体験を記録に残しておくのも楽しいかもしれませんね。

今日も、一日あなたにとって良い日でありますように(^_^)

次の記事では【空海は遣唐使船にのれるのでしょうか?】について、分かりやすく解説していきます。

■次の記事はこちら:空海は遣唐使船に乗るために修行を積む!
■前回の記事はこちら:空海は大学を辞めて、仏教の道へ!
■空海の歴史のすべての記事の目次はこちら
(準備中)

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